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台湾・新北投温泉にある図書館がどんなに素敵か詳しく書いてみた

新北投温泉の図書館 台湾観光
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台湾・新北投温泉にある「北投図書館」

ホテル?カフェ?公共図書館です!

MRTで日帰り余裕で行けちゃう新北投温泉。

新北投温泉駅から、観光名所である『地熱谷』の方へ向かうと、

自然の中に溶け込む、大きな木造建築が現れます。

台北市立図書館北投分館

北投図書館(台北市立図書館北投分館)です。ホテルやカフェじゃありません、公共図書館です!

とても大きな建物ですが、不思議なくらい周りの木々に溶け込んでいるので、

近づかないと存在感がないんです。

なに、この主張のない、奥ゆかしい美しさ!

図書館の背後に建つ『加賀屋』が、奇しくも景観を乱しているように思えるくらい、自然と調和した美しい建物です。

北投公園内を歩いていたら、突如姿を表した図書館に、一瞬にして心を奪われてしまいました。

美しい!の一言です。

写真を撮らずにはいられない!(これが、全く上手く撮れないんだ!笑)

木のぬくもり、やさしいカーブ、自然に馴染む色合い…。

いくらでも眺めていられるくらい、どの角度から見ても素敵だし、本当に美しい図書館です。

北投図書館は、館内も素敵

観光客でも中に入るのは自由なので、子どもたちを連れて、しずかーに見学させてもらいました。

館内は撮影禁止。

もちろん飲食も禁止。ペットボトルと水筒の持ち込みはOKなようです。

みなさん、静かに本を読んだり、勉強したりしています。当たり前ですけど、まったくもって図書館です。

地下にはホールがあって図書に関するイベントをやっていたり、

様々な国の専門書や雑誌を閲覧できたり、

日本のDVDの貸出も行っており、ずらりと並ぶ日本のアニメDVDに、うちの子どもたちはびっくりしていました。

いやーほんとうらやましい。

こんなにすてきな図書館を日常使いできるなんて。

中もうっとりするくらい素敵な空間です。

これが公共の図書館だとは。私が知らないだけで、日本にも、こんな素敵な図書館あるのかな。

館内も木のぬくもりで溢れています!

高い吹き抜け、むき出しの梁、年月経ち味の出てきたフローリング。なんだかログハウスのよう。

ソファ席や勉強机もたくさんあり、またなんだかおしゃれなんだこれが。

数年前、二子玉川にできた蔦屋家電でスタバ1杯で親子三人長居する…というのが私の中で流行っていたのですが 笑、

庶民が無理しておしゃれ空間にわざわざ行くよりも、

わたしには北投図書館のような自然体なのに美しく居心地がいい公共施設(無料)の方がグッときました 笑。

すてきなのに、自然体。てらってない、って言うんですかね。

館内のインテリアは、ナチュラルでシンプルなものばかり。とても落ち着いています。

でも、家具のセレクトと配置、無造作に並べられた大きさも色も様々な本まで芸術的に見えてくるくらい、

一個一個が上手く融合して、すてきな空間が出来上がっている。

すっごい大げさだけど、図書館内が一枚の絵画のよう。映画のようでした 笑。

My水筒を傍らに、蛍光灯の下、真面目に勉強する学生さんたちが、また絵になるんだー。

コンセントも各机、テーブルにあり、パソコン専用席もたくさんありました。Wi-Fiも飛んでいる!

台北市立図書館北投分館こちらの図書館は、外から見ても分かる通り、建物周りがぐるっとベランダになっています。

ベンチやテーブルがあるので、自然の中、心地よい風に吹かれながら本を読んだり、ちょっと一息ついたりできます。

ベランダからは、温泉の流れる川や、睡蓮の池、緑豊かな公園を眺めることができます。

静かで気持ちいい。森林浴できちゃうね!



間接照明がつくり出す素敵な空間

台北市立図書館北投分館

この図書館内のすばらしいアクセントになっているのは、ずばり照明ですね。

館内は大きな窓で、やさしい自然光がメイン。

加工ガラスなのかな。直射日光は入らないし、なんとなくUVカットされている気がした。

自然光を生かしつつ、手元が明るくなるよう、間接照明がたくさん配置されています。

様々なデザインの照明が、勉強机、ソファや長椅子にそれぞれ配置されています。

自由に点けたり消したり、光の明暗を調整したりできる機能的な照明です。

この、照明と椅子の組み合わせが絶妙。それぞれの椅子に合ったデザインと機能の照明が、上手に配置されているんです。

学生さんたちが真面目に勉強する机にあるのは、懐かしい雰囲気の蛍光灯。

ゆったりとした長椅子に用意されているのは、首長カーブしたおしゃれな電球照明。

本棚と本棚の間に等間隔で置かれた、ロウソクを彷彿とさせる静かな何気ない照明。

北投図書館内の照明、すてきなので、ぜひ注目してもらいたいです!

たぶん、夕暮れ時の館内は、木のぬくもりに、レトロな蛍光灯の灯りと、オレンジ色の照明の光が加わって、一番素敵な雰囲気になるのではと予想します。

あぁ、一日の光を追うだけでも楽しそうな図書館だ。

北投図書館はエコフレンドリーなエコ建築

台北市立図書館北投分館

窓は、自由に開けたり閉めたりできる箇所があり、斜めに開くので、やさしく風が入ります。

私が訪れた3月下旬は、ところどころの窓が開いている状態で、快適でした。

涼しい風が通るよう開く窓が決まっていて、館内の温度調整がうまくできるようになっているように思いました。

夏はどんな様子なんだろうとちょっと気になりました。

さすがにクーラーなのかな?

北投図書館は、エコ建築。

屋上ガーデンには太陽光発電があり、使用する電気を蓄電しています。

また、屋根の傾斜を利用して、雨水を貯めて、館内で使用しています。

受付カウンターには、発電した電気の数値等が表示される電光パネルがありました。

せっかくだから、暑くない季節に来たほうが、この図書館の良さ、伝わると思うなー!



北投図書館 基本情報

北投図書館とか新北投図書館とか言ってますけど、正式には「台北市立図書館北投分館」です。

設計者は、台湾の「九典聯合建築師事務所」。自然やを融合させたエコ建築を得意とする設計事務所。

MRT新北投駅から、徒歩5,6分。

MRT新北投駅から北投公園内を歩いていれば、見えてきます。

図書館の側にある、北投公園内のトイレも同じ設計者なのでしょうか?すごく素敵で。

新北投公園のトイレ

新北投公園のトイレトイレだとは気づかずに、いっぱい写真を撮ってしまったよ 笑。

睡蓮の池と檜造りのこの建物、雰囲気あってすてきーって思って。

(中に入ってはじめてトイレと気付いた。ウォシュレット&暖房便座の豪華な檜香る最新公共トイレ。)

このトイレ、上階は休憩スペースになっており、向かいの北投図書館をゆっくり眺めることができます。

違う角度から。写真手前の瓦屋根の建物が、トイレ&休憩スペースの建物です。

新北投温泉図書館

北投図書館の開館時間

  • 火、水、木、金、土・・・ 8時30分~21時
  • 日、月・・・ 9時~17時

※每月第1木曜日と、祭日は休館。(詳しくはこちら

北投図書館、世界からの称号

新北投温泉の図書館

世界のメディアから、数々の称賛を得ている北投図書館。

色んな記事を読んでみましたが、世界には歴史も古く博物館のような素晴らしい図書館がたくさんあって、そういった図書館に並んで評価される北投図書館はすごいなーと思いました。

エコ建築で尚且自然に溶け込む美しさという点では、北投図書館は、世界で唯一だとも思いました。

出処を確認できたものだけ載せます。こうゆうのは誰かが言ったもん勝ちなんでね。

「世界で最も美しい公立図書館ベスト25」

2012年

「世界で最も○○な~」シリーズ乱発中のアメリカのPOPカルチャーウェブサイト「Flavorwire」の「世界で最も美しい公立図書館」に、北投図書館、選ばれています。

「台湾旅行しなければならない5つの主な理由」

2016年

フィリピンの代表的日刊紙「マニラ・ブレティン(Manila Bulletin)」が、台湾旅行をしなければならない五つの理由のひとつとして、美しい北投図書館を挙げています。

「世界でデザインが最も美しい図書館トップ20」

2017年

アメリカのビジネス・技術専門ウェブサイトビジネス・インサイダー(Business Insider)「世界で最も美しい図書館」として、北投図書館を選んでいます。

「世界で最も美しい図書館20」

2018年

アメリカの旅行情報誌「コンデナスト・トラベラー(Condé Nast Traveler)」が、「世界で最も美しい図書館20」の一つとして、北投図書館セレクト。エコフレンドリーで緑に溶け込む建築が評価されたようです。この雑誌の出版元コンデナスト社は、『VOGUE』なども発行している出版社で、ここの選ぶベスト◯◯は、けっこう権威があるようです。

 

特にアメリカメディアは「世界で一番○○」っていうが好きだから、探せばザクザク出てきそうな気配でした…。

こうやってみてみると、だいたい常連の図書館は決まっているのね。

台湾の北投図書館は、世界的にも美しい図書館として定着している感じでした!

(ちなみに、日本の図書館は、あまりランクインしておらず、たまに選ばれていても、私立大学内の図書館だけでなんとも寂しい現実…。)

最後に

新北投の図書館が、あまりに素敵すぎて、たくさん書いてしまいました 汗。

ここまでお付き合いありがとうございます。。

足湯と合わせて、私最近のイチオシ観光スポットの「新北投温泉の図書館」のご紹介でした!

徹底的に無料で楽しむつもりだな…。

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