2017年3月に開通した桃園空港と台北駅を結ぶ地下鉄「桃園MRT(桃園捷運)」。
先日、初めて乗車してきました!
台湾好きになってから、早10年以上。中国語も英語もイマイチで、バスの苦手な方向音痴としては、悲願の開通だった空港MRT(T_T)
感動しました~。桃園空港から台北駅までの移動が、本当に楽になりました。気持ち的にもー。
桃園MRTは、初めて台湾を訪れる方にもおすすめの移動手段です!
ツアーの空港送迎、なくたって平気です!
台北駅では、やっぱりちょっと迷ったけど 笑。(普通の人はきっと迷わないのだろう。)
(桃園MRT台北駅構内を4回利用して、徹底リサーチしました!ご参考ください!
『これを読めば迷わない!「桃園MRT台北駅」構内を完全レポート』)
迷うとその分詳しくなる!私の方向音痴としての苦労は、こうやってレポすることで報われるのです…。
以下、ひとりで二人子連れ&スマホ撮影のため、ぶれぶれのひどい写真ばかりですみません。。
桃園空港第二ターミナルからMRTで台北駅へ
今回は、桃園空港第二ターミナルから台北駅まで、桃園MRTを利用しました。
桃園空港第二ターミナルの乗車レポです。第一ターミナルの場合、MRT乗り場への行き方が少し異なるので注意。
桃園空港からMRT乗り場へ移動
エスカレーターでもエレベーターでも、とにかく地下に降りるべし。
(到着ロビーは一階で、MRTは地下二階だけど、エスカレーターもエレベーターも地下一階には止まらないため、とにかく下に降りると覚えておけばいい。)
初めて桃園空港MRTに乗るにあたって、意外にわかりずらかったのが、桃園空港MRT乗り場の案内表示です。
荷物をピックアップして、ワクワクしながら到着ロビーに出ると、すぐに「MRTはこっち」みたいな看板があるのかなと勝手に思っていたのですが、
もう開通して半年経つからか、これといって目立った案内表示はありませんでした。
MRTの案内表示は、完全に他の案内表示と溶け込んでいましたー。当たり前か~。
空港MRTに乗るのなら、とにかく地下に降りればいいのですが、方向音痴としては、案内表示を確認しないと怖い 笑。
案内表示を頼りにしたい時は、「MRT」という単語より、「桃園捷運」または「桃園機場捷運」という単語を探したほうが日本人にはわかりやすいです。
今回の旅行中、意識して見ていたのですが、台湾ではあまり「MRT」って言葉は、主流でないようでした。あくまで、「捷運」の対訳が「MRT」という感覚なようで、「MRT」という単語は、他の英単語と並んでいるため、目に入りにくいです。
私も、都内の地下鉄は「地下鉄」と呼び、「メトロ」という言葉は使いませんからね。それと一緒かな。
「機場捷運站」、「A13-MRT」→「空港MRT駅」はこちら、という案内ですね。
「A13」というのは、駅番号のことです。「A13」は「桃園空港第二ターミナル駅」にあたります。
台湾では、駅名をアルファベットと数字で表す表示方法を、よく見かけます。
頭の片隅に入れておくと、「A13って出口?」と混乱せずに済みます。
路線図に駅番号がふってあるので、確認するとわかります。
日本の地下鉄やJRも、実はこういう駅番号って決まってるんですよね。でも、日本人はほぼ意識していません。「G01」は何駅か知っていますか?「銀座線渋谷駅」です 笑。
地下に降りると、もう安心!桃園空港MRT「桃園空港第二ターミナル駅」が広がっています。
でも、駅に入るための入り口は一箇所なのかなぁ、狭い。写真中央の人が群がっている部分が入り口です。扉で仕切られています。
ここでもあまり「MRT」って大々的に表示されていないでしょ?
基本、「桃園機場捷運」なんです。
桃園MRT、まずは乗車券を買う
さぁ、入り口に入る前に、入り口横にある券売機コーナーで乗車券を買わなきゃね。
写真、宣伝の柱が邪魔ですが、右側が扉で仕切られている桃園MRT第二ターミナル駅入口、左側が自動券売機コーナーです。
券売機売り場は駅入り口の外。買ってから入る。
台北駅までは160元です。
台湾のMRTはトークンと呼ばれる水色のICチップ内蔵コインが乗車券です。
券売機でトークンを買うか、もし悠遊カード(Eazy Card)や一卡通(i Pass)など電子カードを持っていれば、チャージして乗ることも可能です。
なんと、ここの桃園空港MRTの自動券売機売り場には、悠遊カード(Eazy Card)が買える券売機があるんです!
この青い券売機は、チャージも出来るし、悠遊カード購入もできます。
台北MRTの自動券売機売り場では見かけません!
ここで買っちゃえば、台北市内についてからの乗り換え移動も楽です。500元必要です。(内400元がチャージ分。100元は…昔は申請すれば戻ってきたデポジット制だったけど、今は戻ってこないらしい。)
トークンも悠遊カードの購入も、自動券売機は日本語表示もあるから、問題ないです。
画面で買いたいモノをタッチしてから、お金を入れます。いきなり券売機にお金を入れても、吸い込んでくれないので注意 笑。
自動券売機は、1000元札が使えないのが残念。自動両替機がないので、係の人に両替してもらわなければなりません。
両替したい場合は、駅入り口に入るとすぐ左横に、小さい金庫と機械を置いた長机のコーナーがあるので、そこら辺にいる係の人に声をかけます。(特に案内表示はない。)
桃園MRT、初乗車!
トークンでも悠遊カードでも、ピッてやって改札入ったら、エスカレーターかエレベーターで地下に降ります。
降りると、もうそこはホームです。
だいたい最大でも10分弱待てば、水色の車体「普通車(各駅停車)」か、紫色の車体「直達車(急行)」が来ます。交互に運行しています。
写真は、MRT車内から桃園空港第二ターミナル駅ホームの様子を撮影。
直達車(急行)利用の場合、桃園空港第二ターミナルが始発駅になります。(第三ターミナルが完成すれば、第三ターミナルが始発駅です。)
もし、各駅停車する「普通車」に乗っても、時間は急行の+10分位かかりますが、終点の台北駅まで行きます。
また、普通車は、途中の「A8・長庚醫院站」で、急行の待ち合わせを行いますので、急行に乗り換えることも可能です。
今回の旅行中、桃園空港第二ターミナルから直達車(急行)と普通車(各駅)、両方に乗る機会があったのですが、
どちらも夕方の時間帯だったので、車内はそんなに混んでいませんでした。現地の方の通勤・通学に利用される路線なので、朝の時間帯は多少混むかもしれません。
地上を走ることが多く、車窓からは、のどかな風景を楽しめました。
直達車(急行)車内の様子
特急電車のように、二人がけの座席が並びます。
向かい合わせで四人がけの座席もありますが、一部です。
座席にスーツケースを持ち込むスペースはないので、座席に座る場合は、スーツケース置き場を利用しないとダメですね。
荷物から目を離すことになるので、あまり置きたくないんだけど、座りたかったから仕方ない。大きなスーツケースは横にして、ラックの横に、小さいスーツケースはラックの上に置きました。はぁ重かった。
一応、座席の下に、荷物は入れられるようです。書いてあります。
でも、スーツケースはやっぱり無理なような。。
無線で充電ができる…という話を聞いたのですが、私たちの座った座席には、それらしきものはありませんでした。
近々、導入予定なんでしょうかね?ちょっとわからなかった。
テーブルはあるけど、飲食禁止です。
次の停車駅の到着時間や、終点台北駅の到着時間、現在の走行時速などなど。見ていると、けっこうおもしろい。
このモニター画面は、直達車だけですね。普通車には付いていませんでした。
他にも、こんな表示がピコピコしていたり、直達車(急行)は普通車(各駅停車)よりも、『特急エアポートライン』って感じの雰囲気でした。
普通車(各駅停車)車内の様子
普通車(各駅停車)は、シートが硬い一列タイプ。
直達車と同じように、スーツケース置き場もあるのですが、空いていれば、手元にストッパーをかけたスーツケースを置いておくことも可能です。
落ち着いた雰囲気です。
台北駅まで、直達車(急行)が35分の所要時間に対し、普通車(各駅停車)は約45分。
両方乗ってみると、普通車はとても長く感じました~。
停まる駅も多いし、急行の通過待ちもするし、スピードも遅いし…。各駅停車の駅に下車する必要がない限り、途中急行待ちする「長庚醫院站」で急行に乗り換えた方がいい気がしました。
急行も各駅も、Free Wi-Fiは良好
桃園空港MRTは、登録不要で30分間Free Wi-Fiを利用できます。
設定は簡単。
スマホの設定からWi-FiをONにして、出てきたネットワークから「TyMetro」を選ぶ。→「桃園捷運」の画面が現れるので、「Agree」をタップ。→宣伝が出て来る。数秒位我慢して、またオレンジのボタンをタップ。
これだけで、もう、Wi-Fiつながります。入力する必要なし!
30分限定なので、普通車(各駅停車)に乗っていると、台北駅に着く前にWi-Fi切れます 笑。到着まで45分位かかるからね。
そういう時は、上の接続手順を再度行えば、またFree Wi-Fi接続可能です!
ちなみに、上のネットワーク画面から分かる通り、台湾全土で提供されているFree Wi-Fiサービス「iTaiwan(愛台湾)」も、ばっちり入っていました。
台湾のMRTは、走行中でもネット環境が良いです!色々調べ物ができて便利。
子どもたちも、台湾着いて早々、オンラインでにゃんこ大戦争のネコ缶もらえて大喜び。。
静かでいいわ。。
乗車レポはここまで。
長くなっちゃったので「桃園MRT 台北駅」下車後の動き~出口色々については、別記事にしまーす。
(完成!桃園MRT乗車中に読んで欲しい台北駅に着いてからの動きについて。→『これを読めば迷わない!「桃園MRT台北駅」構内を完全レポート』)
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