※画像は全て桃園捷運公式サイトより
祝!MRT桃園空港線、開通!
旅行者にとって、念願だったMRT桃園空港線が、ついに開通しました!!
桃園空港MRTについて詳しくはこちら↓。
MRT空港線と空港バス、どっちがお得?
空港バス
桃園空港から台北市内への移動手段としては、空港バスが一般的でした。
桃園空港-台北駅間の空港バスで代表的なのは、國光客運1819ですかね。
桃園空港から台北駅までの料金は、125元です。(2018.1月末、135元に値上げしてます。)
悠遊カードでの支払いも可能です。(國光客運のみ。使えない時もあるので完全に頼らないほうがいい。。)
子ども料金は、大人の半額。65元です。(70元に値上げ。)
24時間運行しており、乗車料金は深夜早朝も変わりません。
本数豊富で、停車バス停も少なく、桃園空港まで約1時間で移動することが出来ます。
(國光客運1819の台北駅バス乗り場は新ターミナルに移転しています。)
國光客運以外にも、空港バスはたくさんあります。
空港バスの路線によっては、ホテルの目の前に停車する空港バスもあり、
きちんと調べて利用すれば、台北駅を経由しなくても、ショートカットでホテルに到着できます。
台北市内といっても広いですから、桃園空港寄りの台北市内であれば83元~、
他もだいたい130元前後で、所要時間は1時間~1時間45分くらい。
渋滞に左右されるのが難点です。。。
あと、必ず着席ですから、並んで待っていても、乗れない可能性があります。
MRT 空港線
桃園空港から台北駅まで、運賃は160元。
こちらももちろん悠遊カードが利用できます。
子どもは6歳以上、115cm以上から運賃が必要です。
そう、日本の感覚では、地下鉄運賃は子ども半額ですが、台湾は違います。
大人と同料金です。子どもも160元です。
(2017.9追記:台湾国民の方には、子ども割引あります。(桃園捷運・桃捷發行票種「兒童單程優待票」より)
6歳以上12歳未満は、2割引の運賃が適用されます。ただし、駅員さんのいる窓口での購入で、改札を出る時も自動改札は使えず、駅員さんに声をかけて改札を開けてもらう必要があります。
そもそも台湾国民のお子様のための割引ですから、日本人子連れ旅行者には関係ない?と思います。
6歳以下は運賃無料という点は、全ての子どもに共通です。)
そのため、MRT空港線は、子連れ旅行者にとっては、
子ども料金の設定がある空港バスよりも、高くつく場合があります。
(お子さんの年齢によります。)
とは言っても、
MRT空港線は、桃園空港から台北駅までの所要時間はたったの35分。(各駅は45分)
空港バスは、渋滞によっては1時間以上かかることを考えれば、お金は時間に変えられないよなー。。
シミュレーションしてみよう
大人✕2名、小学生の子ども✕2名の場合(我が家)
桃園空港 國光客運1819―台北駅
大人:135元 ✕ 2名 270元
子ども:75元 ✕ 2名 150元
合計 420元
桃園空港 MRT空港線―台北駅
大人:160元 ✕ 2名 320元
子ども:160元 ✕ 2名 320元
合計 640元
高っ!!我が家はなしだな…。
いや、でも幼児の場合、違ってくるぞ。
大人✕2名、幼児(2歳と5歳)✕2名の場合
桃園空港 國光客運1819―台北駅
大人:135元 ✕ 2名 270元
子ども(5歳児・席利用):75元 ✕ 1名 75元
子ども(2歳児・席利用なし):無料
合計 355元
桃園空港 MRT空港線―台北駅
大人:160元 ✕ 2名 320元
子ども:無料 ✕ 2名(5歳児、2歳児) 0元
合計 320元
まとめ:子連れ旅行者には、空港バスとMRT、どっちが正解!?
シミュレーションしてみて、ますます混乱しました…。
金額的には空港バスが安かったのですが、
MRT空港線は、なにせ所要時間約35分と決まっている。
台湾で、バスの事故はよく聞きますし、安全面ではMRTに軍配が上がるのでしょうか?
MRT空港線は、混雑時は座れません。空港バスは必ず座れる…。
MRT空港線は、時刻表通りの運行だし、その時刻に行けば必ず乗れる。
空港バスは、バス停で長蛇の列ができており、乗れないこともある。。
あー、考えれば考えるほどわからなくなる!
でも、子連れで行く時は、たぶん空港バスを私は選ぶと思います。
やっぱ金には変えられねぇ。。
(2018年1月末に、國光客運バスの値上げが発表されました。記事内金額訂正済ですが、バスの値上げはけっこう痛いな。。)
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