やってみたい!インタウンチェックイン
桃園MRTが開通して、台北駅で事前に飛行機のチェックインが出来るインタウンチェックインサービスが開始になったけど、私には縁がないことだと思っていました。
だって、インタウンチェックインのできるのは、エバーやチャイナエアラインなど、レガシーキャリアだけ。
レガシーキャリアで台湾に来ることなんて、ほとんどないし…。せいぜいトランスアジア。(解散しちゃったね…。)
台湾リピーターだけど、自慢じゃないけどエバー航空なんて今まで一度も乗ったことないもん!高いもん。
台北駅でインタウンチェックインできるのは、次の条件に当てはまる人(2017.9現在)
利用する航空会社が桃園空港発の中華航空(チャイナエアライン)、マンダリン航空、エバー航空、ユニー航空。
フライト時刻の3時間前に台北駅でインタウンチェックインの手続きを行うことができる人。(インタウンチェックイン営業時間は午前6時~午後21時30分)
インタウンチェックインで預入できる荷物は、スーツケースのみ。リュックサック、ベビーカー、段ボール箱、自転車、チェロ、サーフィン用品、ゴルフ用品は不可。
インタウンチェックインのチャンス到来
インタウンチェックインとは無縁と思っていた私でしたが、
ストップオーバー(途中降機)とやらを利用して、エバー航空の台北経由バンコク行き格安チケットをゲット。(バンコク行きの最安値がエバー航空だった!)
ストップオーバー万歳。(楽しいよ、調べてみて。スカイスキャナーで「復数都市」にチェック入れて、台北経由でいろいろ検索してみると、意外なほど安い航空券が見つかります!)
エバー航空に乗れる日が来るなんて…涙。(どんだけ貧しいんだ 笑)
エバー航空が決まった時点で、「キティちゃんジェット」と、台北駅で始まったインタウンチェックインに挑戦したい!という欲求で頭はいっぱいに 笑。
実際にインタウンチェックインしてみたよ
先日のバンコク・台湾子連れ旅行で、台北駅のインタウンチェックインを利用できるタイミングは1回のみ。
台北・桃園空港発10:20のバンコク行きのエバー航空だったので、3時間前の7:20までにインタウンチェックインする必要がありました。
けっこう朝早い…。けど、インタウンチェックインしたいがために、徒歩で桃園MRT台北駅(インタウンチェックインは台北駅構内にある。)に行きやすいホテルを予約する気合いの入れよう。
インタウンチェックインは朝の6時からやっているので、スーツケースも重いし、迷うことも考えて、余裕をもって朝6時にホテルを出発。桃園MRT台北駅に向かいました。
参考→『台北駅のインタウンチェックイン〈場所・行き方〉を懇切丁寧に解説!』
①セルフチェックインをする
まず、入り口に、フライト情報とセルフチェックイン機があります。
有人カウンターもありましたが、セルフで行うのが当然の雰囲気でした。
空港のセルフチェックイン機と同じ。
子連れで三人分のチェックインだったので、係の人が二人もついてくれて、チェックイン機を3台使って一気にチェックイン完了。ネットで席も指定してあったからね。
下から搭乗券が出てきます。
しかし子どもたちのパスポートを他人の手に預けて、別々に操作するのはあまりよろしくないよね。なにかあったら大変。できればそばで見ているべきですね。
係の方は、片言の日本語を話せました。チェックイン機も日本語表記を選べます。
初めての方でも問題ないでしょう。
家族でセルフチェックインする時には、荷物の数を間違えないように。だれのチェックイン時に荷物を入力するか、決めておいたほうがややこしくない。
②荷物を預け入れる
次に、入り口でパスポートとさっきゲットした搭乗券を係の人に見せて、スーツケースを預けるカプセルのようなところへ。
こちらも自動。セルフ。
カプセルみたいなところには、小さめの操作画面があるので(日本語表記あり)、その手順に従って、手続きを進めます。
途中、荷物用のタグシールが出てくるので、それを自分でスーツケースに付ける。(けっこう難しいけど、子どもはこれをやりたがる。。)
最後に、完了ボタンを押すと、カプセルの扉が自動で閉まり、スーツケースとさよならです!
あぁ!閉まっちゃった!
ロストバゲージになりませんように…!(信用しきれない心配性の私)
次にスーツケースに会うのは、バンコクの空港だなんて、なんだか信じられません!向こうで無事に会おうね、スーツケースよ!
(桃園空港で受け取ることはできませんので、ご注意を。)
さぁ、感傷に浸っている場合ではありません。
忘れずに、クレームタグを印刷しましょう。小さいタグが下から出てきます。
カプセルの画面操作はこれでおしまい。
しかし、まだ終わりじゃないですよ!
③X線検査を通過し、荷物が流れたかをチェック
クレームタグを握りしめたら、今度はくるりとカプセルとは反対方向を向きましょう。
上に、モニター画面がいくつかぶら下がっています。
この何もおもしろくない画面を2~3分しばらく見つめていると、自分のスーツケースがベルトコンベアで流れていくのが見えます!
おぉ!よかったよかった、無事X線検査通過したようだ。
なかなかモニターで荷物が流れるのを確認できない場合は、X線検査でひっかかっているのかもしれません。
それか見逃したか。
モニター画面の下の機械にクレームタグをかざすと、通過したかしていないかを確認することができます。
時間が経っているのに、未通過であれば、係の人に声をかけて、再検査のところで荷物をチェックしに行く必要があります。
荷物が通過していれば、「桃園空港に荷物が到着するのは◯時◯分」と細かく時間が表示されます。
モニター画面で自分の荷物が通るのを確認できた人も、下の機械で再確認してみるといいです。
これを見て、わたしはけっこう安心した!
預け入れた荷物たちは、桃園MRTの車両に乗って桃園空港に運ばれていきます。だから時間が正確にわかるのかもね。
これでインタウンチェックインは完了です。
インタウンチェックインをやってみて…
インタウンチェックインの所要時間は、空いていて待つことがなければ、10分くらいです。
早朝にも関わらず、たくさんの係の方がいて、とても手厚くスムーズでした。
操作画面の日本語表記もばっちりだし、初めての方でも簡単だと思いました。
到着したバンコク・スワンナプーム空港で、無事ちゃんとにスーツケースを受け取ることもできたしね。
香港だとインタウンチェックインは、エアポートエクスプレスを利用する人限定のサービスだったりするけど、
台湾の場合は、桃園MRTで桃園空港に向かわない方も、利用可能!
私もインタウンチェックインを利用した後、実は國光客運のバスを使って桃園空港まで移動しました。バスのほうが安いからね 笑。
あと、空港までのバスを使う時、始発の台北駅以外からの乗車だと、バスの荷物入れを運転手さんに開けてもらって、自分で入れなきゃいけないんだよね。あれが言葉の壁もあり、苦手。
インタウンチェックインでスーツケースを預けちゃえば、バス利用でもメリットは大きいと思った。
早く他の航空会社も、インタウンチェックインできるようになったらいいですね!
まさかインタウンチェックインを経験できるとはなー、うれしいなー、金持ちになった気分だー。(?)
これもスカイスキャナーのお陰だな 笑。
コメント