2018/11/06

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子連れで楽しむ台湾観光とは
子連れ台湾旅行で、よく質問されるのが、
「台湾旅行で、子どもと楽しめる観光ってある?」というもの。
台湾グルメは親子で楽しめそうだし、お祭りみたいな夜市も楽しそう。
でも、ハワイやグアムと違って、リゾート地ではないから、自然の中でアクティビティ…は、ない。
一年中暑いわけではないから、ホテルのプールや海で泳ぐことも出来ると限らないし。
子連れで台湾旅行中、昼間は何して過ごせばいいのだろう?
子連れでおすすめの観光ってある??
そこで提案したいのが、『国立故宮博物院』です。
一番子どもと縁遠そうな観光地ですが…笑。
子連れでも楽しめる『国立故宮博物院』
子どもが楽しめるわけないでしょ…と思いますよね、昔の美術品だらけの博物院なんて。
私も「子連れで故宮」は敬遠していました。
どうせ飽きるだろうし。グズる姿が想像つくわ。。
しかし、じじばばとの三世代台湾旅行中に、じじばばが故宮博物院に行きたいと言い出した。
そんなわけで、仕方なく?初めて子連れで故宮博物院に行きました。当時エイチは小学2年生、えるちゃんは幼稚園の年長さんでした。
行ってみてびっくり。子どもたちの反応は、私の予想外のものでした。
実際に子連れ故宮を体験してみて気づいた、子連れでも故宮博物院を台湾観光としておすすめする、理由を3つご紹介します。
理由1:展示物は「明らかに財宝」なものばかり
台湾の『国立故宮博物院』に展示されている美術品は、
ほとんどが、財宝感丸出しの素晴らしい美術品ばかりです。
故宮博物院が所蔵しているのは、選りすぐりの最高級の美術品ばかり。
美術品の素晴らしさ・美しさが、分かりやすいものばかりなんです!
他の博物館、美術館と比較しても、断トツだと思います。もしかしたら世界一難しくない博物院かも。
直感的に「すごい!」「きれい!」って思うものが多いんです。
子どもは、本やゲームの中にだけ登場すると思っていた金銀財宝「宝物」が目の前にあり、それが「王様の宝物」だったと聞くだけでも、意外なほど興味を持つんです!
大人が日本語音声ガイドを借りて、展示品の素晴らしさなどポイントを解説してあげると尚いいです。
マインクラフトにハマっていたエイチは、
「これが本物のラピスラズリか!」「ルビーはこんな色もあるんだ!」など展示物に使われている鉱石に異様な関心を示しておりました 笑。
女の子が好きそうなものもたっぷりあります。
幼稚園児のえるちゃんも、きれいな宝石の付いたアクセサリーや冠、おしゃれな化粧箱や、ミニチュアのおままごとセットなど、ガラスに張り付いて真剣に見ていました。
また、動物モチーフの美術品も多く、かわいいらしい展示物もたくさんあります。
精巧なギミックのある陶器もあり、音声ガイドの解説を子どもに説明してあげれば、「すっげ~」と感心すること間違い無し。
…唯一「書画」のコーナーは踏み入りませんでしたが。
ちょっと「書」とかはわかりにくいよね。。私も苦手だ。。。
理由2:ミュージアムショップが楽しい
故宮博物院の地下1階にある大きなミュージアムショップは、レプリカから文房具まで、いろんなものが売っていて、子どもも楽しんで見ていました。
「さっきこれ見たー」と、展示品を連想させるマグネットやボールペン、ハンカチや傘など、発見が面白い。
マスキングテープやシールも、台湾を連想させるかわいいものがいっぱいで、子どもも喜びます。(画像出典:故宮精品)
ただし、ミュージアムショップは値段が割高…。
おねだりされると、困るんだけけどね…。
理由3:万が一の子連れ避難場所あり。敷地内の『至善園』
もし、展示品に全く興味を示さず、走り回りそうな気配を感じたら…
潔く出ましょう!
故宮博物院は、ちょっと大きな声を出したり小走りするだけでも、すぐに係員がNGプレートを出し注意してきます。(子どもに限らず、大人もたくさん注意されています。)
心配しないで。
故宮博物院の敷地内には、子どもも楽しめる避難場所、『至善園』という自然いっぱいの庭園があります!
展示エリア1階を取り巻く外広場にある東側の階段から、『至善園』に入ることができます。
ここから入ると、20元かかってしまうのですが、正門まで移動するのは遠すぎます。
20元だし、よしとしましょう!
(至善園の正門には常駐スタッフが居るので、故宮博物院のチケット半券があれば無料で入園することができます。)
中国宋代の庭園が再現されており、山水画のような風流な世界が広がります。人はあまりいません。
静かな故宮博物院から、渋々『至善園』に避難してきたけど、大人もけっこう楽しめちゃいます。
自然豊かな庭園には、池がいくつかあり、中華風の橋を渡ることも出来るし、龍の口から水が吹き出ていたり、池の鯉に餌やりもできるんです!
鯉の餌自動販売機があり、10元で餌を買うことが出来ます。楽しいですね~♪
中国風東屋のベンチで休憩できるし、日陰も多いので、暑い日もセーフ。
庭園では、カモやクジャクに会うこともでき、動物好きのお子さんも喜びます。
もし、お子さんが故宮博物院をリタイアする不安があっても、敷地内にこんな楽しい庭園があるのだから、心配しなくて大丈夫。
せっかく台湾に来たのだから、至善園で子どもを自由に遊ばせてる間に、夫婦交代で故宮を楽しむという手もありです。
『至善園』
開園時間:4月~10月 8:30am – 6:30pm、11月~3月 8:30am – 5:30pm
注意:月曜定休
まとめ:子連れで『故宮博物院』
私も子連れで故宮にやって来た時は、至善園で遊ばせる覚悟だったのですが…。
思いの外、子どもたちは故宮博物院を楽しんでくれました(^^)
でも、展示品を見て回るのは、1時間前後が限界かな、と思います。
子どもの限界サインを見逃さず、無理せず気負わず、子どものペースで楽しんでくださいね。
せっかくの台湾旅行。故宮博物院は本当に素晴らしい美術品だらけです。
子どもが一緒だからと諦めず、ぜひ行ってみてください。
知らなかった子どもの一面が見れるかも…!
『国立故宮博物院』
開院時間(日~木):午前8時30分~午後6時30分、(金、土):午前8時30分~午後9時
年中無休
観覧料金:一般 250元、就学前児童 無料(小学生以上は一般料金です。)
大人用音声ガイド:150元
(子ども用音声ガイドあり:100元 但し、中国語or英語で、小学4年生~6年生向け)
乳幼児サービス・設備:地下1階、東側、西側に各授乳室あり。
1階手荷物一時預かり所にて、ベビーカーの貸し出しあり。