バーンガジャオでサイクリング
幹線道路は意外と交通量が多い
船着場にあるレンタサイクル屋さんから、自転車で走り出してすぐ、
緑に囲まれたのんびりとしたローカルな雰囲気に、さっそく「バーンガジャオに来てよかった!!」と思いました。
暑い日でしたが、自転車なので風が心地よく、緑いっぱいの静かな小道。
田舎道サイクリング♪で、最高な気分!
しかし、のんびりとした雰囲気の小道を抜け、幹線道路に出ると、意外と交通量が多く、子どもたちのことが心配に。
小学二年生のえるちゃんは、こういう道路で自転車をこぐのは初めて。
真横を車やバイクが通っていきます。
思っていた道の雰囲気と異なり、大丈夫かしらとちょっと不安に。
たまに、車やバイクの人が、小さなえるちゃんが必死に自転車をこぐ姿に、声援をくれる 笑(たぶん)。
この日は、シリキット王妃の誕生日で、タイの母の日。
そのせいか、バーンガジャオの交通量が多めだったのかな。
バーンガジャオの全容を掴めていなかったため、目指している市場まで、どのくらいの距離があるのかわからず、とにかくひたすら自転車をこぐ。
レンタサイクルで地図をもらったけど、先頭を行く男子チームが持っている。
あまり、長距離自転車をこいだことのないえるちゃんに、何度も「あとどのくらい?」と聞かれて困った 汗。
えるちゃん、転倒
はじめのうちは、サイクリングを楽しんでいたけど、
途中から、お兄ちゃんたちから大きく離され、必死でペダルをこぐえるちゃん。。
疲れもあってか、なにに引っかかったわけでもないけど、転倒してしまった…!
サイクルロードではなく、幹線道路だったから、車やバイクが来ないか焦った!
すぐそばに、小さな売店?があって、そこのおばさんがすぐに駆け寄ってきてくれた。
大泣きするえるちゃん。
膝を擦りむいたようで血が出ている。おばさんが心配して、すぐにバンソコウをくれた。
椅子を進めてくれたり、とても親切にしてくれて、助かりました。
予備用に、ともう一枚バンソコウをくれて、えるちゃんを励ましてくれた。
前を行っていたお友達ちゃんも戻ってきて励ましてくれ、どうにかえるちゃん復活!ありがとう、みなさま。
たぬきの泥舟でも泣かせてしまったし、あまり安全じゃない道でサイクリングして転んでしまったし、
市場までけっこう距離がありそうだし。。。
子連れバーンガジャオ、ミスセレクトか!?親としてどうなの!?と、ちょっと自己嫌悪始まる。。
このままだとリタイアしてしまうかも…、と不安がよぎります。
とにかく…とにかく、えるちゃん、がんばってくれ。
バーンガジャオのナムプン水上マーケット
やっと水上マーケットに到着
自転車こぐこと40分。。
やっとバーン・ナムプン水上マーケットに到着したようです。
けっこう、距離あったよね。
いま、GoogleMapで見てみたけど、こちらのマーケット、船着場によってはすごく距離がありますね。
私たちはクロントゥーイ船着場からナムプンマーケットを目指したため、3~4キロ位あったよう。
反対側のワット・バンナー・ノック船着場からだと、近いみたいです。
えるちゃん、へとへと。私も先の見えないサイクリングに、不安でいっぱいでした 笑。
お友達ちゃんは全く弱音を吐いてないけど、大丈夫だったのかな。体力あるなぁ!
大人なら3,4キロのサイクリングは楽しいけど、まだ小学生低学年には大変だったようです。
大賑わいのナムプン水上マーケット
ローカルなマーケットだときいていたけど、この日はすごい人!
近くに自転車を停めて、マーケットへ。鍵なんてないけど、大丈夫かしら。。
ナムプン水上マーケットは、バーンガジャオ自体が湿地帯で、その上に市場を出しているから、水上マーケットと呼ばれているようで、一般的な舟の行き交う水上マーケットではありませんでした。
たまーに、この市場、水の上にあるんだな、と思う箇所もありましたが。
バンコクの市場と同じように、いろんなお店が軒を並べます。
日除けか雨よけか、市場にはテントが張られ、中は熱気ムンムン。
すごくローカルな市場です!
いろーんなものを売っている!
試食もさせてくれるし、見たことないものもたくさんあるし、おもしろい。
しかし、いかんせん暑い!!
張られたテントのせいか、全く風は入らないし、この人混みだし、かなり危険な感じ。
食欲がなくなる…お昼の時間だし、何か食べようと思うのだけど、いまいち食べたくない。
でも、まぁ、みんななにかいろいろ買い食いしていました。
ネームっていうのかな?
酸っぱい豚の油っぽいソーセージ?もち米?みたいなの。
これは刺激的だね!
キャベツと交互に食べると、酸っぱさが、だんだん病みつきになってくる。
他にも、魚のすり身を揚げたさつま揚げみたいなのも食べたり、
竹に入ったもち米?なども買いました。
お友達ちゃん、倒れる
市場で買い食いしていたら、お友達ちゃんがいきなり泣きながら倒れた!!
つい、1分前には普通だったのに、なんの前触れもなく、倒れた。
お友達(母)はさすがだった。すぐに熱中症だと気づいた。
わたしとえるちゃんはびっくりするばかりで、なにもできなかった…!
市場で健康器具のようなものを売っているお店の人が、お友達ちゃんが倒れたところを見ていて、
横になりな、とお店のゴザベッドをすすめてくれた。
タイの人はほんと優しい(T_T)
お友達の旦那さんも、すぐに近くのお店から氷を分けてもらえた。
健康器具屋のおばちゃんに、あそこで売っているジュースが熱中症には効くから、と言われ、買いに走ったら、サトウキビのジュースでした。
確かに、ミネラル豊富で、水分もとれ、これは天然のポカリスエットだな。
冷たくておいしかったけど、サトウキビって好き嫌い分かれるよね。青臭いから、お友達ちゃんはじめ、子どもたちはみんなダメでした。
頭を氷で冷やし、横になっている内に、だんだん意識も回復して落ち着いてきました。
本当にびっくりした。すぐに休むことができて、本当によかった。
健康器具屋のおばちゃんたち、どうもありがとう。
これからは暑くてバテたときには、サトウキビジュースをチョイスしよう。
それにしても、えるちゃんが転倒した時といい、今回のことといい、タイの人は本当に親切。
なんていうんだろう、偽善じゃなくて、心から親身になって心配してくれる。めんどくささや、厄介だな、という感じがまったくないから、心にしみるんだ。
あと、自分が悪いんでしょ、とか、親がちゃんとしてないから、というような冷たい視線がないんだ。
みんな、今、子どもに起きている大変な事態をどうにか助けてあげようという気持ちで溢れている。
子連れだと日本よりタイのほうが、なにをするにも気持ちが軽くなる。
親の甘えじゃなくて、寛容な社会に包まれている守られている感じ…かな。
気を取り直して、冷たいものを
お友達ちゃんがどうにか歩けるようになり、市場の出口に向かいます。
休憩中に、男の子チームは竹に入ったもち米みたいなの、食べ終えていた。少し味見したかった~。
暑いから、しっかり飲み物を買おうということで、ジュースをみんなで購入。
市場で買うジュースは、細かい氷がたっぷり入った大きな入れ物にペットボトルのジュースを注いでくれる。
氷を買う感覚。
アイス屋さんがあったので、アイスも購入。
こんな暑い市場だけど、こういうアイス、売っているんだよねー。
お友達ちゃんもアイスを食べる元気も出てきて、復活してきた!よかった。
市場のテントの外には、大きなマングローブの木がそこらじゅうにある。
南国の雰囲気で素敵~。
バーンガジャオって、もうちょっとゆったりした所かと思っていたけど、
市場はすごい人込みで熱気ムンムンだった。母の日だったからかしら…。
ちなみにこのナムプン水上マーケットは、土日のみの開催です。平日はやっていません。
市場の付近には、レストラン?などもありました。
人混み避けるなら、こういうお店で御飯食べるのもいいかもね。
自転車を停めた場所へ戻ります!
乗合バスなどもあったので、自転車以外でもこの市場には来れるようですね。
コメント