念願の台北101カウントダウン花火
台北101の花火は、いきなり始まった
花火が始まるまでの30分以上、子どもたちはスマホゲームに興じる。。
お腹すいた…。大晦日で、人もたくさん集まっているけど、日本のように特に屋台が出るわけではないようだ。
みんな静か。
カウントダウン花火は、特にカウントダウンもなく、「あれ、そろそろ新年じゃない?」なんて時計見ていたら、いきなり始まった。笑

カウントダウンの声も上がらず、まるで普通の花火大会のようです 笑!
だいたい、台湾の人は旧正月が新年ですもん、関係ないっちゃーないんですもんね。
恐らく、台北101の周辺のイベント会場では、盛大に、サン、アール、イー、とかあったんでしょうね!
ここは台北101から、大通りを挟んで200mくらいの場所だけど、音楽もなにも聞こえません。
粛々と、台北101から吹き出る花火を見学します。

あぁ、カウントダウン花火、いつかは見たいと思っていたけど、今、ほんとに見ているのだな。
強く願って、行動すれば、夢ってかなうのかもな。
きれいな花火を見ながら、そんなこと、考えていました。

スマホのカメラじゃ、よく撮れなかったけど、いろんな花火があって、とてもきれいでした!
打ち上げではないからか、花火の音は小さく、なんだか不思議な感じでした。
子どもたちも、初めて見るタイプの花火にびっくり、集中して見ていました。
途中、何を思ったか、だんなさんがえるちゃんを肩車。
後ろにいたカップルの女の子が、悲惨顔で「メイメイがー!!」と、彼氏に訴えていました。
「メイメイ」は「妹」ですから、えるちゃんのことですね。花火が見えなくなったのでしょうね。。そりゃそうだ。
なんで、歩道の一番前で見ていて十分見えるのに、肩車するかな…。いますよね、こういう天然?な人…。
こっそり教えてあげ、えるちゃんを下ろさせましたが。。。

やはり写真でも分かる通り、花火の煙は、西側に流れており、「煙なんて…」と侮っていた旦那さんも
「こりゃー西側だったら何も見えなくなるな」と納得。
南側まで歩いたおかげで、煙の影響もなく、ばっちり花火を見ることが出来ました!
子どもたちも、「きれいだったー!!」と感動していました!
台北101の花火を見ることができて、本当によかった!!
カウントダウン花火終了後
余韻に浸ることなく、みんなさっさと帰ります!!

花火が終わり、台北101は通常よりちょっと派手めにライトアップされ、これが終了の合図なのかな?きれいでした!
「ハッピーニューイヤー!!」の声もなく、「さぁ、終わった、帰ろ帰ろ」という雰囲気の周囲の人々…。笑
私たちも周りの通常テンションに流され、「明けましておめでとう」を言うのも忘れ、「そんじゃ、帰ろうか」という感じに。
なんというか、そんなに台湾の人は、年越しの瞬間をそんなに意識していない気がします。
特段、イベントではないよう。
年越しカウントダウン花火でしたが、日本人の私からすると、近所の小さな花火大会くらいのノリに感じました。笑
落ち着いてます。通常運転です。
たまに、どこかのマンションの屋上から、中規模の花火がぶっ放される。
近くの公園でも、消防の許可はいるんじゃない?くらいの規模の花火が打ち上げられる。
マンションの屋上から、ロケット花火を飛ばすのも流行っているらしい。
しかし、路上の人々は、そんな花火に気を取られることなく、黙々と家路へ向かうのです。
これからがニューイヤーパーティの時間!というのは日本人の発想らしく、
もー、老いも若きも、ひたすらみんな家を目指して一直線に帰ります。

人出はあっても臨時営業する店はなし
人出はありますが、周辺のお店が臨時営業するようなこともありません。
ただ一軒、年越し臨時営業しているお店がありました。
日本の北海道だったかな、どこか地方の物産センターなお店。
そこの日本人店員さんたちの憶測は、かわいそうなくらい外れていましたね。
大勢の通行人に向けて、店の前に臨時販売ブースを出し、深夜営業。
イェーイ!ハッピーニューイヤー!って感じで、カップ酒かなんか売ろうと盛り上がってるんですけど、
ものすごい数の台湾人は、ひたすら前を見て、家を目指し早歩きで通過しており、だれも見向きもしないんです。
いやー、痛々しいくらいでした。
これからアルコール飲んで、パーッと新年を祝おうという人は、まるっきりいないんですよ。。
みんな家に帰ることしか考えていない!
新年に浮かれ、ブラブラする気、まるでなし!
台湾人と日本人で「ニューイヤー」に対する温度差が、かなりあることを目の当たりにしましたね。。
ここのエリアのだけかなぁ。
市政府の辺りは、もしかしたら盛り上がっていたのかもね。ここよりもっとすごい人だろうから…。
花火終了後の道路
交通規制されている道路も、ガンガン原付バイクが通ってました。笑
誰もそんなに気にしてない。警察も小さな道路は見張っていないよう。
対して、大きな道路、基隆路周辺は大渋滞!!

警察もたくさん出ていて、交通整理。
歩行者の量も半端ない!!
横断歩道は、青信号で渡りきれず、もう、大混乱の大渋滞。
子どもたちの手をしっかり握り、横断歩道は怖くて渡れないので、歩道橋を使うことに。

歩道橋から見る道路は、大渋滞で圧巻。。
みんなも同じように、歩道橋から、渋滞の様子をスマホで撮っていました。
歩道橋を渡り、ものすごい人の流れに押しつぶされそうになりながら、臨江街夜市の通りに入ろうと思ったけど、怖いぐらい混み合っていたので、夜市を避け、遠回りをしてホテルへ戻ることに。
空いていて静かな雰囲気の中でカウントダウン花火を見ていたので、大通りのこの混雑にはびっくりでした。
みんなそんなにどこにいたの!?というのが正直な感想。
台北101のカウントダウン花火、やっぱり台北の一大イベントだったんだなと思いました。
小さな路地は混雑無し
基隆路から、通化街の住宅地に入ると、あの喧騒が嘘のように静かに。
車やバイクの通る大通り以外は、花火の直後でもいつもの夜と変わらないくらい静か。
子どもたちと手を繋ぎ、真夜中の住宅街を歩きます。
人がいなくて少し怖いくらいだ…と思っていたら、突如、大きな大きな台湾国旗を担いだイケメン&美女のイケてるカップルに出くわす。
え、どういうシチュエーション!?
真夜中の住宅街にはためく台湾国旗…。無言で歩くカップル…。
同じ方面か…なんか気まずいな…と思っていたら、なんと同じホテル、しかも隣の部屋の宿泊者だったよう。
台湾の人も、カウントダウン花火のために、アミーゴホステルに泊まっていたんですね。
しかし、あの大きな台湾国旗はなんのためだったんだ?…今思い返すと、いろいろ深いような謎のような不思議な思い出。
ホテルに戻れたのは、0時45分頃でした。
台北101の花火を見て、台湾年越しは大成功。
そしてもう日本に帰るのです!!
3時30分に、ホステル経由で手配したタクシーが迎えに来る予定です。
それまで、少し寝ようかね…。
子どもたちよ、ごめんね、こんな細切れな睡眠で…。
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