台北地下街をめぐる冒険
わがまま母さんの願い
ホテルで少し休憩したら、子どもたちに正直にお話ししてみる。
「お母さん、台湾のサイト作ってるじゃん?そのサイトに載せたい情報を取材したいの。付き合ってくれない?」
どうしてもどうしてもどうしても、今年開通した桃園空港線MRTの台北駅を、この目でしっかり調べてみたかったんだ。
開通直後、台湾行かずに、日本で散々情報発信していたからね 笑。早く見に行きたかった!
そんなわたしの完全なるわがままに、エイチは「おぉ、いいよ、協力してあげるよ!」と快諾。…なんだろう、なんか機嫌いいぞ?「取材」という言葉に強く反応したような。
えるちゃんは基本、流れに身を任せて楽しめるタイプなので、大丈夫。
再度、台北地下街へ出発です!
魅力的なお店がいっぱい!昔の電車も。
10時を過ぎると、ホテルの周りの問屋さんがオープンしだしていました。
ホテルからすぐをちょっと歩くだけで、もう、すっごく魅力的なお店のオンパレード!えるちゃんとわたしの女の子チームは、何度も立ち止まっちゃう。(エイチは素通り。。)
華陰街の問屋街を抜け、台北地下街への入り口に到着。
台北地下街入り口Y13番の周辺は、昔の台北駅跡広場?のようで、電車が展示されていた。
中の展示物がすごくおもしろそうだったけど、鍵がかかっていて入れませんでした。
台北駅の歴史展示?
電車の広場のすぐそばにある、Y13出入り口から、アキバっぽい、むず痒いエスカレーターを下り、台北地下街へ。
台北地下街を北門駅方面へ進む
朝の8時頃は、ほとんど人がいませんでしたが、10時半頃になっても、そんなに人はいない 笑。
台北地下街Y区は広く、1番~28番まで出入り口があり、番号前半のエリアは10時過ぎればお店が開き始めますが、番号後半のエリアは、午後にならないとお店も閉まっていて閑散としています。
(関連記事:『どこよりも詳しい台北地下街〈Y区〉情報 地図、出入り口、お店まとめ』)
Y13から入り、なにか食べ物屋さんはないかなと、懲りずに北門駅方面に歩きます。地下街の通りは二股に分かれているので、朝とは違う方の通りを歩きました。
あんまり魅力的な飲食店はないなー。食べ歩きできそうなお店はない。
ジュース屋さんが一軒だけあったけど、気分じゃないので買わず。
再び北門駅にやって来た…
そうこう歩いている内に、また、朝来た北門駅に到着 笑。
北門駅構内では、朝8時頃来た時は開いていなかったお店が、いくつか営業していました。
カバン屋さんや、水晶屋さん、わたしの大好きな靴屋さんもあった!
子どもたちは、おもちゃ屋さんで足止め。駅構内のおもちゃ屋さんですが、品揃えは充実。
レゴもフュギアも日本のおもちゃも外国のおもちゃもたくさんあった。値段は日本と変わらなかった。
さっきじっくり見ることのできなかった、北門駅構内の展示物をじっくり見ます。
北門駅建設時に、この場所で日本統治時代の下水設備跡が発掘され、それらが展示されています。
当時の生活跡のような遺物も足元に展示されています。
日本統治時代のものだから、日本風なものがたくさんあり、おもしろいなと思うと同時に、歴史を思うと複雑な気持ちにも。
台湾の人は、ほんとに日本統治時代のものを、大切にしてくれるよね。
最近も、日本統治時代の駅舎を復活させる、という台湾のニュースを見かけました。
ガラス瓶とか、これ、も、きっと貴重なもの、なの、かな?
それにしても、北門駅はまだ新しくてきれいな駅ですね。
そして広い!あの突き当り右が、桃園MRT台北駅への地下通路です。
北門駅から桃園MRT台北駅へ移動してみる
せっかくだし、動く歩道を使って、北門駅から桃園MRT台北駅へ移動してみることに。
「取材」だからか異例の協力体制で、エイチもえるちゃんも文句も言わず、ほいほいついてきてくれる。
私が北門駅のコインロッカーを見て、「値段が高ぇなぁ」とつぶやけば、
エイチがすぐに「他のコインロッカーより大きいんじゃない?ほら!」と体を張って「取材」してくれる 笑。
かわいい。お母さんに協力してくれているのね。うーん愛おしい。
えるちゃんも負けずに、
自分の背負っていたキティちゃんリュックを、試しにコインロッカーに入れてみる 笑。
「ほんとだ!すごく大きいよ、このコインロッカー!」
二人とも、かわいすぎる(T_T) 「取材」万歳。
長い動く歩道で、特に急いでいないから歩きもせず、乗り物気分で移動。
人はほとんどいない。
子どもたちは超ご機嫌。
誰もいないから、気分が解放的になるようだ。(いつもどんだけ周りを気にして生きているのか、心配になる。。)
動く歩道から下り、エスカレーターを上ると、もうそこは桃園MRT台北駅構内だった!
これは近いし、迷わないし、いいねぇ。
ガラスの向こうは真っ暗ですが、ここは地下1階。どうやらタクシー乗り場のようです。
ガランとしていて、広い構内。昨日も来たはずだけど、ぜんぜん違う場所のような気がする。さすが方向音痴です。
インタウンチェックインも発見!すぐわかる。
インタウンチェックインは発見したけど、今、北門駅から来ちゃったし、明日はどうやってこの場所に来ればいいんだろう。心配だ。
せっかくインタウンチェックインを利用できるエバー航空で来たのだから、絶対にインタウンチェックインがしたいんです。人生で二度とないかもしれない機会なんだからっ。
明日のために、インタウンチェックインの行き方を、しっかり予習することにする。
何度もウロウロし、ようやくネットで見た改札口を発見!
そうそう、この景色を求めていたんだよ。
改札口は、昨日私達が迷った改札と、この竹のオブジェのある吹き抜け改札の2つあるのね。
こっちの改札は賑わっている。係員さんもたくさんいるし。
係の人に、「台北地下街」はどう行けばいいの?と訊いてみると、エスカレーターでアップしろ、と言う。
地下街に行きたいのに、上りエスカレーターに乗るの?なんか不思議な感じ。
上りエスカレーターで一回地上階に出て、またすぐに目の前の下りエスカレーターで下りると、台北地下街Y区になる。
写真は、エスカレーターで上ってきた地上階の様子。
案内板が出ています。この通路をこのまま進めば、台湾鉄道や台北メトロ(MRT)に行けるはず。
私たちは、台北地下街Y区に行きたかったので、矢印の方にあった下りエスカレーターへ。
方向音痴ってつらい。みんなはスイスイ進んで迷わないのに、私は当たり前の動きができない。生きる上で絶対マイナス。これは脳の問題な気がするので、治らないと思う。。
そんな私が自分のために情報を整理した「桃園MRT台北駅構内情報」は以下。参考になれば。
台北地下街Y区
台北地下街Y区を探検&ショッピング
またまたむず痒いエスカレーターで、台北地下街Y区へ下ります。
台北地下街のエスカレーターのほとんどは、むず痒い宣伝で覆われている気がする。
昨日は迷ってしまったけど、今日は桃園MRT台北駅から地下街に辿り着くことが出来ました~!
桃園MRT台北駅から台北地下街Y区に下りた場所は「Y12」「Y13」の辺り。
ちょうど台北地下街Y区の真ん中に出ます。
ここを境に、台北メトロ寄りのY1(前半)方面は、すでにお店は開き、賑わい始めていますが、
反対の北門駅寄りY28(後半)方面のアキバ系ショップ群は、まだ営業しておらず、人もまばら。
上の写真はどちらも、平日の11時45分頃に撮った写真です。
台北地下街でショッピングを楽しみたいなら、やっぱり午後だね。
台北地下街Y区の真ん中にある、キャラもの小物屋さんで、えるちゃん足止め。
えるちゃんの大好きなキティちゃんっぽいもの、たくさんあるもんね~。
今回の旅行で使えるように、悠遊カードを入れるためのパスケースを買ってあげました。
えるちゃんは、この旅行で悠遊カードデビュー。
パスケース、持っていなかったから、ちょうど欲しかったんだ。
100元。ちょっと高い…。ケチなワタシ的には、30元くらいで買いたかったが仕方ない。
シリコンでできていて、お店の人がカードの入れ方を教えてくれました。リールっぽいのが付いているのですが、リールではなかった…飾りです…伸びません…。でも100元…。
まぁ日本に帰ってきてからも、PASMO入れとして活躍してるからいいんだけどさ。。
お昼を回っていますが、台北地下街を探検します。
途中、パソコンやスマホ関連小物を売っているお店で、エイチが憧れているハンドスピナーを発見!!
いろんなタイプのハンドスピナーが、ガサっと売られています。
エイチ大興奮。「これ、◯◯っていうYOUTUBERが紹介していたやつだ!」とかなんとか。しかも、156元とは、ずいぶん安いようだ。
ハンドスピナーってピンきりみたいね。エイチが言うには、回るスムースさや持続時間が違うのだそう。(どうでもよくね…?)いまいち、わたしにはハンドスピナーの楽しさがわからないのだが。。
「買う!」と決断したエイチ。
いつもは優柔不断なのに5分位悩んだだけで決断。うーん、早いぞ、余程お得なお買い物と判断したようだ。
わたしが言わなくても、自分の財布を握りしめ、一人でレジにお支払しに行きました。積極的だ…。これを成長と呼ぶのだろうか。
遠目で見守っていたら、「これももらえた!」と、オマケももらったようで、ほくほく笑顔で戻ってきた。
オマケで貰ったのは、「回転したままハンドスピナーを飾れる台」のようだ。へ~。よかったじゃん?
なんでハンドスピナーって、ガジェット屋さんで売ってるんだろうね。
いろんなパソコンやスマホ関連小物が売っていて、安いのか安くないのかわかんないけど、面白かったです。
昨晩、ゲーム屋台の景品でもらった手動式霧吹き扇風機の値段もわかったし。
ここでハンドスピナーを買ったのはよかった!
この後、わたしが大好きなサンダル屋さんで物色している間中、エイチとえるちゃんは、かわりばんこでハンドスピナーを回し、文句も言わずに待っていてくれたからー 笑。いつもだったら、グチグチ言うけど。
ハンドスピナーって暇つぶしの道具なの?得体が知れない…。
この旅行中、エイチには「ハンドスピナーを探す」という目的ができたのも良かった。
子どもにとって(特に男子)、買い物なんてつまんないから、連れ回すとかわいそうなんだ。楽しくない旅の記憶になってしまう。。
だけど、自分も買いたいものがあれば、ショッピングも楽しくなるみたい。
子どもにも目当てのものを買ってあげるくらいの心意気でないと、海外旅行でショッピングは楽しめないと思う。子どもから言わせれば、「大人だけズルい!!」 ほんとですよね。
海外に来てまで、「それ、持ってるでしょ!」「どうせ使わないでしょ!」って、我慢を強いるのは、大人のエゴな気がして、子連れ旅行のときには、できるだけ「ダメ」を言わないように気をつけています。だって、そもそも私のエゴで旅行に連れてきているからね。。子どもたちにも楽しんでもらいたい!(私の子は、私に似てケチだから、高いものを欲しがったりしないっていうのもあるけど 笑)
台北地下街の不思議
台北地下街には、他にも、子どもにとって魅力的なお店がたくさんありました。
なぜなんだか、とにかく、ガチャガチャが多い!!
日本のガチャガチャばかり。
しかも高いしー。これといったキャラものでもないし、こんなの需要あるの!?
台北地下街に、ガチャガチャ、絶対1000台以上あるよ。
他にも、日本のおもちゃを売っている?展示している?お店があったり、台湾とか関係なく、子どもたちは楽しんでいました。
懐かしいおもちゃも売っていた…。エイチが小さい頃、お友達が集めていた仮面ライダーベルトのアクセサリーとか。。
仲間に入りたくて、欲しがっていたけど、結局買っても好みの遊びでないので放置されてたっけ。特撮なんて刺激が強すぎて見れなかったし 笑。切ない思い出だ…。
台北地下街と日本のおもちゃの関係って、よくわかんないな。
さすがにお腹が空いたので、ホテルへ戻ることに。
お昼も過ぎたし、華陰街の問屋街も営業始めているだろう。
お昼は華陰街グルメを楽しもうではないか!
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