ホステルに戻る途中、『明月湯包』に寄る
猫空ロープウェイを楽しんだら、いったんホテルに戻ることにしました。
この日(大晦日)は、これといって計画がなかったので、行き当たりばったり。。
MRT動物園駅から六張犁駅へ。六張犁駅から歩いてホステルに戻ります。
子どもたちは、猫空であまりごはんを食べていないので、お腹が空いているよう。
昨日行って閉店していた『王記府城肉粽』の近くを通りかかる。
あ、隣の『明月湯包』で小籠包食べていく?
エイチ、食べる食べる!と大喜び。昨日とは随分違うわね。。
『明月湯包』に降参。人気なのも頷ける美味しさ!
ちょうど、11時を回ったころ、入店しました。
テーブル席が8個くらいの、古い小さな店内でびっくり。
入ってすぐの所で、オーナーのおじさんと弟子っぽい人で、コネコネ皮を作っていました。
オーナーのおじさんも、ガイドブックに載ってる人だぁ。(ちょっと好みの系統の顔である。)
よく雑誌等で見かけてはいたけど、『明月湯包』に来たのは初めてだったので、興奮。
人気が出ても、お店は増やさないと決めている…とか何かで読んだことがあるけど、
何年か前に、別館ができたんだよね。
すぐそばの、昨日『王記府城肉粽』の件、お尋ねした宝くじ屋さんの並びに、別館あったよ。ヘルメット屋の裏手。
本店は、こんな小さなお店だったとは…。こりゃ別館つくったほうがいいよ。
『明月湯包』は11時オープンなのに、既に店内は8割お客さんで埋まっています!
ほとんどが日本人のよう。次から次へと日本人が入ってくる!
11時半頃には、お店の外で待つ人の姿も。
小籠包を1カゴだけ注文。。
お茶と細切り生姜がサーブされます。
小籠包、やってきました~。すぐにエイチに1個奪われたっ。1カゴ8個です。
美味し過ぎて、すぐにもう1カゴ追加注文!!
エイチも目を見開く美味しさ!
わたしも旦那さんも、あまりの美味しさに言葉が出ない!唸った!
こんなに美味しいんじゃ、人気のはずだ!!
この旅行中食べた小籠包・小籠湯包の中で、家族全員満場一致で、ここが確実に一番美味しい!となりました。
皮は薄く、明月湯包と名乗るだけあってスープたっぷり。
スープたっぷりの小籠湯包は、皮がけっこう厚くて、モグモグするイメージだったんだけど、
『明月湯包』の小籠湯包は違った!
皮が薄いので、スープの旨さを味わいたいのを邪魔しない。
中の餡は、とてもとても細かく挽かれた豚肉で、脂っぽくなく、あっさりしている。
肉は「オレが肉だ」と主張せず、しっかり小籠包の「餡」になっている。
ちゃんと豚肉が美味しい。調味料でごまかしていない。肉の旨味を十分に味わえる繊細な味つけ。
黒酢と醤油に付けて食べると、ちょうどよく美味しい。
ここの生姜はけっこう太めの細切りだけど、これも合う!(生姜のお替わり欲しかったけど、店員さんが怖くて言えなかった 笑。)
初めて『鼎泰豊』を超える小籠包に出会ってしまった…!!旦那さんも同感でした。
高いだけあって、結局『鼎泰豊』の小籠包が間違いなく美味しい、と思っていたのですが…。
『明月湯包』は、これで130元だよ!?『鼎泰豊』は200元。
『鼎泰豊』は10個ですが、『明月湯包』より一つ一つが小ぶりです。
『明月湯包』の小籠包は、スープのせいか、『鼎泰豊』の小籠包より二回りくらい大きいです。
恐らく我が家は、これから台北旅行の時には『鼎泰豊』でなく、『明月湯包』に通うことになるでしょう。
間違いなく、今回の旅行中に食べたものの中で、美味しかったものNO.1です!!
『明月湯包』の店内の様子は…
まー、見事に日本人だらけなもんですから、あまり写真を撮れなくて…。
店員さんは日本語をほとんど話せない女性が一人でした。
お昼時には増えるのかもしれませんが。
店員さん、もう、日本語話せないし、聞き取れないしで、言葉を発する気が失せてしまっている感じでした 笑。
一応、なにか片言の日本語を喋っているつもりなんでしょうけど、自信がないのかボソボソ言ってて、よく聞き取れないのよ 笑。伏せ目がちだし。
オーナーさんは、ひたすら調理中ですからね。
人気店だと聞いていたけど、本店は、良くも悪くも台湾のお店って感じで、異国感あってよいです!
こちらの本店は月曜休みだけど、すぐそばの別館は、月曜も営業しているそう。
別館の方は、モダンだし、席も多いようなので、本店がいっぱいならそちらで食べるのもいいですね。
味は間違いないので、今度は『明月湯包』でいろんなものをお腹いっぱい食べてみたいです!
きっと、猫空ロープウェイ三人分の往復料金や、キティキッチンのお会計や、鼎泰豊ディナー代より、お安くつきそうな気がします。
幸せな気持ちになれるに違いない!
エイチはさっきも寝る前に言っていました。あそこの小籠包はうまかったと…。
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