ホテル プリ 台北ステーション ブランチ
「ホテル プリ 台北駅館」「ホテルプリ 台北駅店」などと呼ばれています。漢字表記では「璞麗商旅 台北車站店」。
台湾のホテルの名前表記は難しいね…。
ホテル プリは、今回宿泊した台北駅そばの「台北ステーションブランチ(台北駅館)」以外に、西門町の「西門ブランチ(西門館)」もあるのでご注意を。
建物の3階部分が『ホテルプリ』、4階には『スターホステル』という似たような雰囲気のドミトリーもあるホステルがあります。別物。
ホテル プリ 台北 ステーションブランチ(台北璞麗商旅 台北車站店)の立地
桃園MRT台北駅がすぐ近く
桃園MRTが開通し、インタウンチェックインも始まったため、桃園MRT台北駅から近いホテルを探し、口コミ評判も良かった「ホテルプリ 台北ステーションブランチ」を予約してみました。
このホテルは、立地がすごく魅力的。
台北駅、しかも桃園空港に移動しやすい桃園MRT台北駅に近いのがポイントです。(逆に台北メトロ台北駅からは少し距離があります。)
(台北駅は台北駅でも、桃園MRT台北駅は外れにあるので、注意が必要です。桃園MRT台北駅付近のホテルをお探しなら、台北地下街Y区付近のホテルがおすすめです。)
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ホテルプリからは、Y13出入り口から台北地下街を通って、桃園MRT台北駅に行くことができます。エレベーターもエスカレーターもあります。
Y13出入り口までは、ホテルから徒歩3分くらい。
Y13から地下街に降り、向かい側の「Y12u 桃園機場捷運」の階段を上れば、もう駅につきます。
Y13出入り口には、昔の台北駅跡地の記念広場?があり、昔の電車が展示されています。この広場を目印にすると分かりやすいです。
電車の中は展示スペースになっているようですが、現在は入ることができません。。
華陰街・太原路にある
『ホテルプリ 台北ステーションブランチ』は、華陰街にあります。
華陰街と言えば、あまりガイドブックでは取り上げられていませんが、太原路一帯と共に台北の一大問屋街です。
ファッション、旅行用バック、アクセサリー小物類、瓶専門店、袋・包装専門店、手芸やビーズやリボン専門店、中華装飾品専門店などなど、特に女子はウキウキする面白いお店がいっぱいです!
子連れでも楽しめるおもちゃ屋さんもたくさんあります。
写真は、ホテルの隣の隣にあった糸屋さん。
問屋街のお店は、値引きしてもらえませんが、個人客でも小売してくれるところが多いです。
華陰街・太原路は、グルメで有名なお店、屋台もいくつかあります。
プリホテル台北駅店の半径15m範囲は、もう、神エリア。
ホテルのすぐ隣は、焼きあがるとすぐに売り切れになってしまう胡椒餅の人気店『福元胡椒餅』。
ホテルの斜め向かいには、激ウマドーナツ『脆皮鮮奶甜甜圈 』の台北駅店。
その『脆皮鮮奶甜甜圈』の隣には、豪華な刺身盛りが地元の人に大人気の刺し身屋さん(たぶん海鮮丼やお寿司とかのお店)『三多屋』。
他にも、地元の人で賑わっているお店がたくさんあり、気になりました!
大量買いして日本に持って帰ることも。台湾に行ったら必ず寄ります。
その脆皮鮮奶甜甜圈が、宿泊しているホテルの目の前にあるなんて…!夢のような環境。
オープン直後、行列ができる前にさっと買いに行き、ホテルの共用スペースの美味しい淹れたてコーヒーとともに、揚げたてサクサクのドーナツをお部屋でゆっくりいただく…。至福の時間でした!!
寧夏夜市も徒歩圏内
このホテルから、子どもたちが大好きな寧夏夜市まで、歩いて5,6分でした!
意外に近かった。
道も分かりやすい!
最近建物が取り壊され、リニューアルされた円環が見えれば、寧夏夜市はすぐそこです。
この円環、以前はネオンぴかぴかのファッショナブルな商業施設?だったのですが、今は噴水広場と遺構展示スペースに落ち着いたようです。この場所の歴史が書かれたボードも設置されており、興味深かったです。
暑い日は、夜でも子どもたちが水遊びしており、ライトアップされた噴水はとても和やかで素敵でした。
噴水タイムは決まった時間だけのようです。詳細不明。写真を撮った時刻は、23時頃です。
ただ、問屋街のお店は夕方には閉まってしまうので、行きは賑やかな通りでも、夜市を楽しんでホテルに帰る頃には、シャッター街となります。人も殆どいない暗い夜道で、母と子どもだけで歩くのは、少し不安を感じました。
夜遅くになると、閉店後のホテルの側のお刺身屋さん「三多屋」に、かわいい猫ちゃんが現れます。
人に慣れていて、超かわいかった!
毎晩この子に会うのが楽しみでした。
ホテル プリ 台北駅館のお部屋
母+子ども二人の三人で宿泊したのは、シングルベッド1台とダブルベッド1台の三人部屋。
室内には、ドレッサーっぽい机とイスがあり、スーツケースを広げる台もあり、便利でした。コンパクトな印象。
お風呂はバスタブ無しのシャワールームタイプ。このタイプ、好き。
きちんとトイレと分かれていて、トイレが水浸しにならず、グッド。トイレはウォシュレット付いていませんでした。
アメニティには基本的に関心がないのですが、(持参するからね)ホテルプリのアメニティは、お手頃な宿泊料の割にいいなと思いました。
だって、フロスがセットされていたから。(我が家はフロス常用派。エイチは学校の宿泊訓練にも、当たり前のようにフロスを持っていっていた 笑)気の利いた外国のホテルには、大抵アメニティにフロスがある気がする。
そして、歯ブラシが、ヘッドのでかい超極細毛やわらかタイプ。歯周ポケットの気になりだしてきた30代には気になる逸品 笑。
えぇ、持ち帰りましたとも。(だんなさんへのお土産にしたら、絶賛してくれた 笑。)
予約する時から分かっていましたが、窓のないお部屋でした。
まだホテル自体新しめで、お部屋もバスルームもモダンシンプルできれいでした。
ホテル プリ 台北 ステーションブランチのサービス、共用部分
きれいだし、立地もいいのですが、少し残念なところもありました。
共用スペースにはコーヒーマシーンがあり、美味しいコーヒーがいただけます。ちょっとしたクラッカーやクッキーもあり、子どもたちは喜んでいました。
しかし、チェックアウトの時間が過ぎると、お迎え待ちなのか、暇つぶしなのか、たくさんの中国人観光客が、この共用スペースに集まってきます。スーツケースもたくさん置いてあり、椅子はふさがり、椅子を枕にして床に寝ている人まで。とても入れる雰囲気じゃなくなります…。
夜も騒音に悩まされました。
あまりにうるさくて眠れず、廊下に出てみると、なんと隣の部屋のドアが開けっ放し。室内では、何人かが大声で話をしている。
パジャマのまま、眠そうな顔で隣の部屋に行き、中の人に向かって「シーっ!」ってやってきました。部屋の女性は、バツの悪そうな顔をしてドアを閉めてくれました。
なんでドアを開けて過ごすのでしょうか…?ほんと、わからない…。怒り通り越して、疑問でしかない。
でもさ、夜中に廊下を大声で話しながら歩いたり、部屋のドアを閉めないで話したりしてうるさいのは、フロントの人も明らかに気づいていると思うのね。フロントはすぐそばでしたから。
マナー違反の宿泊者が一番悪いけど、スタッフも、注意してくれたらいいのにと思いました。。
口コミでは、スタッフの対応がいいと多くの方が書いているのですが、良かったのは日本語ペラペラの腰の低い男性スタッフだけでした。
この方はひとり、慇懃(いんぎん)な態度で、こっちが申し訳なくなるくらい。支配人ぽい感じもした。日本人とのハーフかな?敬語、謙遜語、丁寧語もすごくお上手。
他の若いスタッフは、ビジネスライク。宿泊中、スタッフには5、6人会いましたが、日本人と分かれば、この日本語ペラペラ男性にスルーパスって感じで、こちらとコミュニケーションを取る気はなさそうに見えました。
ランドリー設備について質問しても、英語で言っても聞き取ろうとさえしてくれない。
LaundryもWashingMachineも通じないって…。わたし、そんなに英語ヤバイですかねぇ 焦。
ジェスチャーで洗濯物を見せても、首をかしげるだけ。ただそれだけ。え、わたし、洗濯できなくて困ってるんですけど~。。
結局、ランドリールームの前で、開かないドアをガチャガチャやっていたら、それに気付いた日本語ペラペラの男性スタッフがランドリールームの横のスタッフルームから出てきて、「洗濯ですか?」と訊いてくれました。
男性スタッフから指示を受けたフロントのお姉さんは、とてもぶっきらぼうにランドリールームまでずんずん進んで行き、すぐにフロントに戻ってきました。私の顔は一切見ない。どうやら、先に洗濯機に洗剤を投入してくれたようです。
…って、そういうの、説明してくれないとわからないからっ!
洗濯機は、既に給水が始まっており、慌てて洗濯物を入れ、日本語ペラペラさんに、洗剤は?と聞いたら、「先にスタッフが入れました」と教えてくれました。。
ホテルには、洗濯機と乾燥機が一台ずつあり、洗剤込みで70元だっけなー?をフロントで払えば、両方使っていい、とのことでした。コイン式でないため、かなりアバウトです。
まぁ、そんなこんなで、『ホテルプリ 台北ステーションブランチ』、ソフト面に関しては、ちょっと期待していた雰囲気と異なりました…。
立地やハード面が良いだけに残念!
初めての台湾旅行には向かないけど、リピーターにはおすすめのホテルです。
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