子どもたちの愛する寧夏夜市
寧夏夜市は子連れ旅行者マストの夜市
寧夏夜市は、台北随一のグルメ夜市としてガイドブックに取り上げられていますが、
子連れ台湾旅行者の間では、ゲーム屋台が充実している夜市として有名です。
うちの子どもたちも寧夏夜市が大好きで、台湾に行くと、必ず行きます。
今まで何回行っただろう。たぶん、10回は軽く超えている。
先日の夏休みの旅行中は、なんと4回(4晩)も行きました 涙。
子どもが寧夏夜市のゲーム屋台を知ると、他の夜市に行ってくれなくなります 笑。
以前、ママ友と子連れで寧夏夜市に行った翌日に、士林夜市に行ったら、お子様たちは士林夜市のゲーム屋台では満足できず、泣き出しました 笑。士林から寧夏夜市までタクシー飛ばすはめに。。
そのぐらい、子どもにとっては中毒性のある夜市が、寧夏夜市です。
グルメも楽しめるし、いいんだけどね…。
寧夏夜市のゲーム屋台:基本情報
屋台と聞くと、日本人ならアチラの方がやっている商売では…と思いますが、台湾は違います。
ゲーム屋台のお店の人は、みな、子どもに優しいし、観光客にも親切。外国人に慣れているのか、ゲームの遊び方や支払い方に困っていると、察してくれて、的確な対応をしてくれます。
以前、ゲーム屋台の前でエイチが泣いていたら、(お金を落として失くしちゃったの。。。)ゲーム屋台のおばちゃんが景品のキャンディを差し出して慰めてくれたこともありました。
台湾の屋台は、安心して遊べますよ♪
電球に照らされた景品の数々と、レトロ感漂うゲーム台、プラスチックのイス。
どこか懐かしい雰囲気のゲーム屋台は、アジアを感じさせてくれるスポットでもあります。
(佇まいはレトロですが、景品はいつもピカピカ、流行りの先端。色あせ、ホコリ、一切ないのが台湾のすごいところ!)
どこの夜市のゲーム屋台も、ほぼ変わらないのですが、寧夏夜市のゲーム屋台は、基本的には、数が多いし、種類も豊富。
しかし、日によっては2,3軒しか、ゲーム屋台が出ていない日もあるので注意が必要です。
17時頃~ポツポツと営業開始。19時頃には全てのお店が出揃います。23時過ぎまでやっています。驚くことに、そんな夜でも、子どものお客さんはいるのです。
基本営業日は、週末と長期休暇中
ゲーム屋台は、主に子ども連れがターゲットです。
そのため、子どもが遊びに来てくれそうな日に営業するのが基本スタイルのようです。
寧夏夜市はもちろん毎晩やっていますが、ゲーム屋台に関しては、週末(金・土・日)の方がたくさんの種類のお店が出ます。
ゲーム屋台が目当てなら、週末に訪れれば確実です!
週末は、ゲーム屋台の種類もいろいろ、15軒前後出店します。
逆に、平日は閑散としています。
下の写真は、上の写真とほぼ同じ場所の平日の様子です。
大抵、1軒のゲーム屋台と、金魚すくい&エビ釣りの屋台が1軒は出ているけど…。(この2つの屋台は、私、親子とみている。つい、暇だから人間観察してしまう 笑。)
ゲーム屋台を目当てに寧夏夜市に来てコレだと、肩透かし感半端ないと思います。
しかし、平日でもゲーム屋台がたくさん出ている時があります。
小学校や幼稚園がお休みの日です。
特に夏休み中のゲーム屋台は、大盛況です。いつにも増して、ゲーム屋台の数が多いような気がします。
(旧正月休みの期間は、寧夏夜市に行ったことがないので、様子がわかりません。)
ご参考までに↓。
台湾の学校の主な休暇
・夏休み…7月初旬~9月いっぱい
・正月休み(中華民国開国記念日)…1月1日、1月2日
・冬休み(旧正月休み)…旧正月前後の約3週間。2018年の旧正月は2月16日。
・春休みっぽい連休…4月4日の祝日「婦幼節」前後が、日本のGWのような感じで3~5日の連休となる。
寧夏夜市、ゲーム屋台の種類
どのゲームも、なんだか懐かしい雰囲気。レトロなんだなー。
子どもだけでなく、台湾の人は狙っている景品があるのか、大人もけっこう真剣にやっていて、ちょっとびっくりします。
パチンコ(難易度:★★、4歳~)
パチンコ玉をレバーではじいて、当たりレーンを狙います。
倍率(1~10倍)と掛け金(1元~40元)によって札が出てくる。出てきた札の合計枚数で、景品が決まります。
この夏の旅行でやっとルールを理解しました。。…これって、完全な賭け事なことに気付いた。。
投入金額(掛け金)は1元のみにして、100回パチンコ玉をはじいて楽しむのがお子様のためです。
掛け金を増やせば、いい景品はもらえますが、なんか怖くなってきました。それについてはまた後日まとめます。
賭け事のスリルを楽しむようになってきたら、今後のためにも遠ざけたほうがいいだろう 怯。(我が家)
写真は、パチンコに勤しむ男子の皆さん。日本の男子も台湾の男子も真剣です。。
パチンコ1玉、1元。手持ちの1元を投入してゲームをすることもできます。
はじめから、お財布の1元数枚だけでゲームすることも可能。
(たまに、1元コインではなく、直接パチンコ玉を投入してプレイする台の屋台もあります。その時は、1元単位でゲームすることはできません。)
1ゲームは100元です。1ゲーム分を、兄妹で50元ずつ半分こにしてくれることも。
遊び方
①まずは、台を確保。お店の人に、100元札を渡すと、箱に入った1元✕100枚をくれます。
②1元ずつコイン投入口に入れ(掛け金です。実は、40元まで入れることができます。)、ボタンを押して倍率を決定(倍率はランダムなので運による)。
③パチンコ玉をレバーではじいて、ランプの付いている当たりレーンを狙います。
④当たりレーンにパチンコ玉が入ると、掛け金と倍率に応じて、札が出てきます。玉がなくなるまで、繰り返し。
⑤ゲームが終わったら、お店の人に札の枚数を確認してもらい、ゲットできる景品がどれか教えてもらいましょう。数回分の札や、他の人との合算も可能です。(観光客サービスかも?大らかです。そんなに細かくうるさいこと言われませんがどうなんだろう…。)
景品に貼ってあるシールに書かれた数字が、札の必要枚数です。
ほとんど札が出なくても、なにかしらはもらえます。最悪、駄菓子とかえんぴつ1本とか…。
20枚~小さな玩具などもらえます。やり方によっては、すごい景品もゲットできます。
しかし、単純にパチンコ遊びをして、おまけで景品もらえるくらいの感覚がいいと思います!
プラスチックボール(難易度:★★、2歳or3歳~)
ピンポン玉くらいのプラスチックボールを使ったゲーム。種類は色々ある。
50元でボール1カゴ分もらえます。100元だと3カゴ分もらえるので、お得。
こちらも兄妹で一緒に使ってOK。兄妹二人並んで、ボールをわけっこして使います。
遊び方は、1個ずつボールを投入し、狙いを定めて、打ったり、弾いたり、ハンドルを回したり、って感じで単純。プラスチックボールは大きいので、パチンコのできない小さな子もチャレンジできます。
終わったらお店の人に声をかけましょう。得点に応じて景品をもらえます。(このゲームはそんなに高得点は出ないので、大した景品はもらえない。)
ピンポン玉(難易度:★★★、2歳~)
ピンポン玉を弾ませ、カップに入れるゲーム。並んでいるカップの位置によって、得点が異なる。
これがけっこう難しい!力の加減が…なんかイライラします 笑。
でも、ただ軽いピンポン玉を軽く弾ませ投げればいいだけだから、小さい子も遊べます。
装置は手作り風に見えますが、入った得点に応じて大げさな音もなるし、点数もきちんと計算されデジタル表示されるし、けっこう楽しい。
1ゲーム100元。
ピンポン玉100個もらえ、ひたすらカップを狙って弾ませます。1ゲーム100元分は、兄妹で半分個可能。
輪投げ
まんま、輪投げです。
すんごい昭和の雰囲気。だって、200mlのジュースの空き缶が立っているよ。
すみません、これはやったことありません。
子どもたちが全く興味を示しませんでした。
寧夏夜市では、見かけたことがなかったけど、先日初めて遭遇。これと、麻雀牌を合わせるゲームの屋台も出ていました。
寧夏夜市では、たぶんレア。
射的(難易度:★★、6歳~)
的の風船をエアガンで狙います。
大人も夢中になるようで、観光客の大人の集団がたまに大盛り上がりしています。
子ども用には、銃を射的台で固定してくれます。
銃口からは、レーザービームが出るので、その光を風船に当てて引き金を引けば、BB弾を的確に発射させることができ、風船を割ることができます。
さらに小さい子の場合(?お店の人判断)は、写真のように、射的台で固定した上、お店の人が銃を支えてくれたり、一緒に狙いを定めてくれたりします 笑。もう、あとは引き金を引くだけなので、絶対当たりますから。これはここの射的屋台だけに限らず、どこの夜市の射的屋台でも共通サービスだと思います。
面倒見がいいんだな。。子どもに優しいのかな。
それで当たっておもしろいのかな、と大人目線では思うのですが、子どもたち曰く「当たるとスカッとして気持ちいい」んだそうです。
1ゲーム10発、50元。
景品は全部風船を割ったとしても、大したものはもらえません。大人は選ぶのに苦労します 笑。
金魚すくい・エビ釣り(難易度:★、3歳~)
寧夏夜市に通い始めた頃からずーっといる、金魚すくいとエビ釣りの屋台のおじちゃんおばちゃん夫婦。
いつ行っても出ている屋台です。
最近は観光客が多いからか、英語の説明書きが加わりました。
金魚すくい
100元払えば、飽きるまでいつまでもすくいつづけていてもOK。
「金魚をひたすらすくうだけ」の屋台です。金魚をもらって帰ることはできません。
金魚をすくう網は破れたりしないので、「金魚をすくって洗面器に移す…」を延々とできます。。
長いことやっていても、何も言われません。30分位いたこともあります。洗面器が金魚でいっぱいになったら、逃してあげましょう。。こうなる前に。。
完全放置です。フリースタイルです。お客さんの金魚に対する良心を信じているとしか思えない放置ぶり。
飽きるまでやったら、帰る時に、お店の人に声をかけると、ちょっとしたおまけの品を選ばせてくれます。
おまけは、ファミレスのお子様ランチに付いてくるような玩具ですが、金魚をひたすらすくって遊ばせてもらった上、物までもらっちゃって…なんだか申し訳ないような 笑。ま、けっこう高額な100元払ってますけどね。
エビ釣り
エビ釣りは、100元で3本だっけなー5本だっけなー、いや1本だったかなー。割り箸についた釣り糸をもらえます。
切れたらおしまい。
もしかしたら、英語の説明書きに、もうちょっと詳しく書いてあるのかもしれません。未確認です。すみません。
釣れても、焼いて食べたりできません!
キャッチ・アンド・リリースです 笑。確か。
士林夜市のエビ釣り屋台では、釣ったエビは、焼いてその場で食べられますし、よくガイドブックにもそのように書いてありますが、ここのエビ釣りは違います。ただエビを釣るだけね。
一瞬で終わってしまうので、金魚すくいと比べるとコスパ?が悪いような 笑。1、2度しかやったことありません。
小学生になると、急激に関心がなくなり、最近は滅多にやらなくなってしまいました。特に金魚すくいは、幼児向けかなー。
ゲーム屋台でもらえる景品
獲得点数やお店によっていろいろです。
低得点でも、こんな風に釣られている景品から好きなものを選ぶことができます。
ゲーム屋台で遊ぶ時は、必ずエコバックを持っていきましょう!
良い景品はないものかと、低得点用景品の入っている箱を必死であさる我が家のお子様二人 笑。
いつもここの屋台のお兄さんには、温かい対応をしてもらっています…さすがに覚えられているかなぁ。
若いのに、焦らさず、大人の都合を押し付けず、子どもを見守る感じが素敵なお兄さんです。わたしも見習いたい!(この旅行記に出てくるお兄さんと同一人物)
今までゲーム屋台でもらった景品は山ほどあります…。帰国の際、スーツケースがかさ張ります…。
くだらないなんて言わないで!100均で売ってるよ…って、それ言っちゃおしまい!
子連れ旅行なんだから、損得考えすぎないで、子どもを喜ばせてあげてもいいじゃない?ってことで。
ゲーム楽しんで、おもちゃももらえて、わーい、ですよ。
ゲーム屋台でゲットした、歴代の景品たちを、ほんの一部ご紹介。
意外ですが、その時子どもの間で流行っているものが、きちんと景品に並んでいるんです。
今年の夏は、景品に、ハンドスピナーがあったことが驚きでした。
まとめ:寧夏夜市のゲーム屋台
寧夏夜市が、どんなに子どもたちにとってアツい所か、分かっていただけたでしょうか 笑。
うちの子どもたちは、本当に寧夏夜市が大好き。
もう、わたし、降参です。
最近では、台湾に行ったら毎晩寧夏夜市。他の夜市に行ったとしても、帰りに寧夏夜市に寄るのが定番です。。
夜市は大人でもお祭りみたいで楽しい。
大人はビールと屋台飯で楽しんでるんだから、固いこと言わないで、子どもにゲーム屋台、やらせてあげてもいいんじゃないかな!我が家も日本のゲーセンでは遊ばせませんが、台湾のゲーム屋台だけは解放してます。せっかく台湾に来たんだから特別!
子連れ台湾旅行なら、ぜひ、寧夏夜市も予定に組み込んで、子どもたちに「また台湾に行きたい!」と言ってもらいたいですね!
コメント