台湾の猫カフェ
台湾の猫カフェは、猫カフェではない?
猫好きのわたしたち親子。
ついに台湾『極簡』で猫カフェデビューしてきました!!
日本の猫カフェは、子連れお断りのことが多い。理由はなんとなくわかる。
子ども、うるせーし、動き怖いし、猫は子どもが大嫌い。(猫の気持ちに同意!)
日本の猫カフェは、猫をかわいがりに行く場所。
でも、台湾の猫カフェは、日本で言う「猫カフェ」として営業しているわけではない。
あくまで「猫がいるカフェ」。
猫が自由気ままに歩き回っているカフェ。
猫がいる空間で、ゆっくり喫茶する場所。それが台湾の猫カフェ。
だから、子どもが一緒でも、パソコンを持ち込んでも、トランプをしてても、猫を無視してカップルがいちゃいちゃしても、台湾の猫カフェは自由。カフェだからね。
テーブルやキッチンカウンターの上でも、猫は自由に歩き回るので、嫌な人は嫌だろう。
だから、こういうカフェに来る人たちは、全員猫が好きな人ということになる。
日本では、衛生面がどうのとかで、絶対営業し続けられない種類のカフェだと思う。
「台湾旅行の目的が猫カフェ」というのも、猫の飼えない猫好きには、正当な理由になると思います!
台湾の猫カフェは、台湾でしかできない体験。
寛容な国、台湾だからこそ成り立っているカフェ形態です。
台湾には猫のいるカフェがいっぱい!
台湾の猫カフェは、旅行ガイドブックにもよく取り上げられています。
元祖猫カフェ?『猫花園』や『極簡』はよく載っていますね。
看板猫が数匹いるとか、猫の充実度で色々違うんでしょうけど、猫のいる空間でお茶できるお店はたくさんあります!
私たち親子は、猫と遊びたいのではなく、適度な距離感で猫を愛でたい。
触れなくてもいい。猫がうろうろしているだけでいい。同じ空間に猫がいてくれればそれでいい!
子連れ台湾って、食べること以外、昼間けっこう暇なんだ 笑。
子どもは寺とか買い物とか興味ないからね。
そんなわけで、少し歩くけど猫を満喫できる猫カフェへ行ってみよう…ということになりました。
「台電大楼」駅から徒歩10分位、台湾の代表的猫カフェ『極簡』に行ってきました。
台湾の猫カフェ『極簡』
OPEN前に『極簡』に到着
初めて「台電大楼」駅で下車。
師大夜市のある学生さんの街。他の街とはなんとなく雰囲気が違う。なんだろう、若い。韓国っぽい。
昼間はほとんどの屋台が閉まっている師大夜市をどんどん進むと、住宅街になってくる。
路地を入る。好きな雰囲気。
子どもたちが、こんな所に猫カフェあるの!?と方向音痴の私を疑いはじめた時、素敵なカフェが現れた。
すてき…。
到着したのは11時55分。オープン前でした。
外から店内をうかがってみると…。既にやばい光景が…!!
窓際にスクッとした猫が数匹!ソファにも猫がねんねしてる!猫まんじゅうになっている!
かわいい!かわいい!かわいい!
店内に入る前から大興奮の私たち。
『極簡』店内と猫ちゃん
12時になったのと同時に入店。
店内は『極簡』(=ミニマルの意)の通り、シンプル。
ソファや椅子は、猫の爪とぎでやられていて、ぼろぼろの箇所も 笑。そんなの猫飼い経験者には、愛おしく感じるくらいだ。上手に修復されていました。
まぁ、これで猫臭半端なかったら、ちょっと引いたと思うけど、ここのお店、全く動物臭がしなかった~。
猫ちゃんたちもみんなきれいだし、全く不潔と思いませんでした。カフェだと思った。
ところどころに、猫ちゃんの遊べるスペースが作られている。
猫の水飲み場や、ネコ専用通路や、猫まんじゅうになるための箱やクッションもある。
店員さんに窓際のソファ席を指差し、座っていいか尋ねる。店員さんはうなずくのみ。
メニューをもらう。後は自由。(放置に近い 笑)
店内は私たちだけだったので、隣のソファ席に移動して、静かにじっくり猫との空間を堪能する二人。
子どもたちの頬は赤くなっていて、興奮を押し殺しているのがよくわかった 笑。
オレたち子どもだけど、君たちに危害を加えないよ、嫌なことはしないよ、という無言のアピールタイム中。。
私も子どもたちと同様、無害ですアピールを地道に続けた結果、かわいい子たちが代わる代わる近くに来てくれました♡
もう、ほんと、幸せで、にやにやしてしまった。
触れなくてもいい!相手にされなくてもいい!つれない、媚びない猫が私は好きだ!
『極簡』のカフェメニュー
メニューは日本語もあったかな、英語だったかな、えーと、日本人でも分かるメニューでした。
メニューの種類は多く、迷っちゃう。高いよ。だいたいどの飲み物も180元前後です。
でも、特別空間ですもん!安いもんだわ!長居しても嫌な顔されないし、茶芸館だと思えばいい。
お腹空いていなかったので、わたしはアイスカフェラテを注文。
子どもたちは、りんごのスムージーとチョコスムージーを注文。
お食事やデザートメニューもありました。100元前後~。
アイスカフェラテ、美味しかったです。
子どもたちのスムージーは…、すごいボリュームで…。こぼす、こぼす、こぼす…。
きちんと生のりんごを使っていたり、作るのに時間がかかっていたりするのですが、なんともイマイチでした…。素朴を通り越して、味がしない…。
チョコの方がまだマシだったけど…。うすーいチョコ味氷。
スムージーも180元だったかなー。
ちなみに、オーダーは取りに来てくれませんでした。
オーダーせず、猫に気を取られながら15分位過ごし、さすがに注文しないとまずいよな、とメニュー持参でカウンターにいる店員さんに自らオーダーしに行きました。システムがよくわからない…。
運ばれてくるのも遅いです。
のんびり過ごす時間がない時は、行っちゃいけないお店ですな。
『極簡』の様子
私たちの後にも、お客さんが数組入ってきましたが、みなさん穏やかで話す声も静か。
学生さんなのかなぁ、キャピキャピしてない若者、20代後半の方?が多いように思いました。
猫メインで来ている方は2割くらい。
日本語の注意書きもあったので、猫を追いかけ回したり、無理やり抱っこしたりする人はいませんでした。
パソコンしたり、おしゃべりしたり、普通のカフェと変わらない雰囲気。
猫が近づいてきたらかわいがる…って感じのお客さんがほとんどでした。
私たちのソファ席にも、時々猫ちゃんたちが遊びに来てくれました。
(通りすがりなだけかもしれないけど。)
一番のハイライトは、黄トラのぷっくり猫ちゃんが、当たり前のように強引に、私とエイチの間に割り込んできたことですね。
最終的には、この猫ちゃん、ぷっくりつながりでシンパシー感じたのか、エイチの膝の上に強引に移動 笑。
いっこも手出してないのに、勝手に自分の膝の上に落ち着くもんだから、
エイチはとーってもうれしそうだった。
猫に好かれると、認められたような気がして、すっごくうれしいんだよね~!
エイチ、もう、デレデレ 笑。
見て、この、黃トラちゃんの当たり前のようなすまし顔!
なんてかわいいの!!
照れるエイチもかわいかった 笑。
あー、ほんと、かわいかったなー。なんか似てるね、エイチと黃トラちゃん 笑。
そして、あんなに強引にエイチの膝の上を陣取ったのに、何事もなかったかのように、気まぐれに去っていく黃トラちゃん。
もう、このツンデレな感じがたまらない。
猫ってかわいいよね!!
エイチがおトイレに立ったら、この黄トラぷっくり猫ちゃんがついて来て、しょうがないから個室にも入れてあげたそうです 笑。
落ち着かなかった~と言いながら、とってもうれしそうなエイチでした。うふふ。
結局、一時間半ほど、『極簡』でゆっくりしました~。
旅行中、雨の日や暑すぎる日に行くのもいいと思いました。間違いなく、台湾でなきゃできない体験だよ。
一点気になったのが、こんなに雰囲気のいいゆったりできるカフェなのに、BGMがダサいこと。。
ホイットニー・ヒューストンの「I Will Always Love You」が滞在中、4回も流れた…。
『極簡』店舗情報&営業時間
『極簡(Minimal Cafe・極簡咖啡)』への行き方
MRT「台電大楼」駅3番出口。
師大公園・師大路と並行する屋台がいっぱいでている通り(龍泉街)を直進。
「CLARE」というチェーン店っぽいカフェがあるので、そこを通り過ぎ、工房っぽいシルバーアクセサリー屋さんを右折した住宅街の中にあります。
徒歩10分位。
実は、永康街からも歩ける範囲なので、気になる方はGoogleMap見てみてね。
営業時間
12:00~23:00 無休らしいっす。
詳しくはこちらで。
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