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開通した桃園空港MRT空港線、台湾旅行者が知っておくべきこと

桃園空港MRT空港線普通車 台湾の情報

(画像出典:Taoyuan Metro Corporation.

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プレ開業中の桃園空港MRT空港線

桃園空港MRT空港線、只今お得なプレ開業中

台北駅MRT空港線2017年3月1日まで、整理券を持っていれば無料で乗車できる桃園空港行きのMRT空港線。

現在、私たち旅行者も、整理券さえ持っていればMRT空港線に乗車することが出来ますが、

無料ということもあり、とても混んでいるようですね。

無料乗車初日は、台北駅の外まで、長蛇の列ができていたようです。

 

無料期間が終わっても、3月2日~4月1日までは、台北駅-桃園空港間、通常160元のところ、80元の半額で乗車できます!

無料期間中は混んでいるし、整理券など旅行者にとっては時間のロスが生じそうですので、

ここは3月2日~の正式開業を待って利用したいところ。

3月1日までに桃園空港を利用する旅行者の皆さん、気をつけてくださいね。

桃園空港MRT空港線、旅行者が知っておきたいポイント

特に旅行者が待ちわびていた、桃園空港-台北駅間の地下鉄メトロ空港線。

知っておくと得をする!?ポイントをまとめてみました。

『快速』と『各駅』の違い

MRT空港線には、日本で言ういわゆる『快速』と『各駅』があり、『快速』に限定して言うと、約15分間隔で運行しています。

普通車(各駅停車)

桃園空港MRT空港線普通車車体・・・青色、4両編成 桃園空港MRT空港線普通車

停車駅・・・台北駅から桃園空港まで、21駅

所要時間・・・公式発表では45分プレ開業中の様子を見る限り、それ以上かかる。60分前後? 通常開業後、大幅な遅れはないようです!

座席・・・横一列の一本シート。(注:クッション素材ではない。硬い。)

直達車(快速)

車体・・・紫色、5両編成桃園空港MRT空港線快速

停車駅・・・5駅のみ(桃園空港第二ターミナル→桃園第一ターミナル→長庚醫院駅→新北產業園區駅→台北駅)

所要時間・・・公式発表では35分プレ開業中の様子を見る限り、それ以上かかる。45分前後? 通常開業後、大幅な遅れはないようです!

座席・・・2✕2の配列シート。特急列車のよう。向かい合って4人が座れるシートもあり。

(画像出典:Taoyuan Metro Corporation

MRT空港線「各駅」「快速」の共通点

飲食禁止

まず、知っておいてもらいたいのが、飲食禁止だということ!!

快速の4人がけ向い合せシートに座ると、ついつい飲んだり食ったりしたくなっちゃいますが、

空港線も台北市内と同じようなメトロです。

飲食できませんのでご注意を。(水もガムもだめ。罰金です!)

Free Wi-Fi 接続可能

桃園空港MRT台湾のメトロで唯一、乗車中も公衆無線LAN(Wi-Fi)が無料で利用できます!

手順は簡単。

スマホをWi-Fi接続に切り替え、アクセスポイントに出て来る「TyMetro」を選択→オレンジ色の「Agree」ボタンをクリック→宣伝が数秒出て来る→オレンジ色のボタンをタップ・・・で接続可能!

めんどうな個人情報の入力は一切不要です。

ただし、1回の接続可能時間は30分間です。

(直達車(快速)は、座席に充電環境もあり。)

大型荷物置き場あり

各駅、快速どちらにも、スーツケースのような大きな荷物置く場所が用意されています。

快速は、荷物を置くスペースが特に広く設けられており、その分普通車よりも車両数が1両多くなっています。(→乗客の荷物ではなく、台北駅で開始された各航空会社のインタウンチェックインで預けられた荷物を運ぶための車両のようです。)

悠遊カード、使えます

日本で言うPASMOやSUICAのような『悠遊カード(easy card)』で、乗車できます。

改札でかざせばOK。

現金で乗車券を買う場合は、券売機で。

行き先のボタンを押してから、お金を投入すると、トークンと呼ばれるコイン型のものが出てきます。

トークンをかざして、改札を通りましょう。

改札を出る時は、改札のトークン投入口に入れれば、ゲートが開きます。

MRT空港線開通、一番知っておいて欲しいこと

桃園空港MRT空港線路線図

どうして何年も開通は延期になっていたのか?

ようやく開通した桃園空港と台北駅を結ぶ地下鉄空港線。

空港線工事の電気系統などを請け負っていた丸紅に対し、相次ぐトラブルで開業が遅れたため、賠償金が課せられる…というニュースもありましたが、

そもそも、何年も延期した経緯には、桃園市と台北駅間の地形上、設計・工事が困難だったことがあげられます。

(台湾の工事は、延期するのが当たり前というお国柄もありますが…。)

スピードを求めるには、直線で行きたいところですが、そうはいかない事情があったようです。

MRT空港線の全行程53kmうち11.50kmは、40%勾配以上の傾斜があります。 最も急な箇所は、49%もの勾配があり、A6駅とA7駅(上の図参照)の間にあります。 安全確保のために、A6駅とA7駅ならびにA9駅とA10駅の間で下り坂の速度制限を設定しました。 他にもあった急斜面箇所については、速度制限を設け、それぞれルート避けることで安全は管理されています。

桃園捷運 touristページより日本語訳の上、引用。)

いつMRT空港線が開通するのか、何年も見守ってきましたが、

無理して早期開通するよりも、安全な開通を目指してほしいな、と常々思っていました。

MRT空港線は、安全運転しているのだ…と思いたい

実際に空港線に乗車した人の感想によると、

空港線はカーブが多いこともあり、徐行運転をしたり、待ち合わせがあったり、

快速や特急というイメージには、程遠いようです。

桃園空港-台北駅間は、当初発表では、「快速利用で35分」とのことでしたが、

実際はそれ以上かかる模様。(3/8追記 通常開業後は、大幅な遅れはないようです!)

以前ニュースにもなっていましたが、スピードや所要時間短縮の目標を達成するよりも、

とにかく、安全で早期開通できることを優先したと思わます。

桃園空港からMRT空港線を利用する上で、一番旅行者が知っておくべきことは、

「MRT空港線に、桃園空港-台北駅間の時間短縮を求めてはいけない」

という点だと思います、切ないけど。

何より大切なのは、安全です。

「35分で着かねーじゃないか!」とキレないでくださいね。

(この先も、きっと35分では着かない気がする…。)
失礼しました。3/8現在、大幅な遅れはなく、頑張って運行中です。(2,3分の遅れはあり。)

開通間もないMRT空港線、温かく見守っていきましょう!!

桃園MRT空港線 お役立ち情報

乗車レポ(桃園空港第二ターミナル~台北駅)

桃園MRT台北駅構内の改札・出口・乗り換え・タクシー乗り場について

時刻について

台北駅の場所について

MRT空港線台北駅からの乗り換えについて

運賃について

空港線利用者におすすめのエリア

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