秋は社員旅行の季節
9月、10月、11月は、社員旅行シーズンのようですね。
うちのだんなさんも、10月に社員旅行で日光に行っていました~。
先日、ママ友から「だんなさんが社員旅行で台湾に行くので、おすすめを教えてほしい。」とLINEあり。
初めての台湾で、11月の後半に行くらしい。
40代のおっさん、初めての台湾旅行 with 社内の仲間かぁ~。
私、おっさんじゃないしな。あんま好みとかわかんないしな。と思いつつも、
いくつか「おっさんが仲間とつるんで楽しめそうな台湾のおすすめ観光スポット&グルメスポット」を紹介してみました。
他にも台湾社員旅行で悩めるおっさんがいるんじゃないかな、というわけで、
今回はまず、社員旅行のおっさんにおすすめできる台湾観光スポット情報をまとめてご紹介しようと思います。
おっさんにおすすめの台湾グルメは、こちら↓で。
社員旅行(海外アジア旅行編)には、3パターンの人がいる
・異国感を積極的に楽しもうとする人。
・アジアが苦手な人。ひたすら「くさい」を連発する人。
・高級志向な人。お買い物が好きな人。
社員旅行ですからね~。好みも何も関係なく、強制みたいなもの。行きたくて行ってんじゃないよ!って人、多いですよね~。
仕事の一部みたいなもんだからねぇ。
でも、必ず自由行動の時間はあるし、せっかくだからどんな人にも台湾を楽しんでもらいたい!
ママ友のだんなさんも、一日半の自由行動を、男ばかりでどう過ごしていいのやら…とのことでした。
うちのだんなさんも、数年前の社員旅行が台湾だったのですが、やはり一日半、自由行動がありました。
できれば、好みが似ている人と行動を共にできればいいのですが。同部屋の人と一緒に動く確率が高いようですねぇ。
社内でオプショナルツアーのようなものを自由参加で企画している場合もあるので、それに便乗するのが間違いないですよね 笑。
色んな好みの社内の仲間、上司、部下とともに、台湾をできるだけ楽しんで欲しい!
みんなが楽しめる観光スポットや食事場所を、上手にセレクトできれば、社内の評価も上がるかも…??
初めての台湾で、ローカル過ぎず日本人も安心できる場所を基本に、おすすめ観光スポットを選んでみました。
台湾で社員旅行。おっさんにおすすめする観光スポット
おっさんおっさん言ってごめんなさい。わたしも所詮おばさんです。
九份
若い人よりジブリファンが多いと思われるおっさん世代。
だったら、やっぱり「千と千尋の神隠し」の舞台のモデルになったと言われる『九份』を観光してみてはいかがでしょうか。
お茶屋さんがライトアップされた様子は素敵です。この景色を見るための観光客で、夕方の九份はとても混みます。
日本人観光客が多く、飛び交う日本語に、安心できるとも言えます。
写真は、夕方の九份の石段の様子です。
超混んでいます。
九份は、提灯に灯りがともる夕暮れの時間帯がおすすめとされていますが、
昼間でも充分ノスタルジックな雰囲気を堪能できます。夕方の時間に都合がつかない方も、ぜひ、九份を訪れてみて欲しいです。
まだ空いている午前中は、特におすすめです。
ここだけの話、ちょうちんの灯り以外にも、LEDライトでピカピカに飾られたお茶屋さんを、私は情緒があるとは思えません。観光地っぽいっちゃー観光地っぽいですけど。
それよりも、九份の古いノスタルジックな建物や石階段、遠く眼下に広がる山に溶け込む家々と基隆湾の景色を味わえる昼間の時間帯の方がおすすめです。
…けど、社員旅行というものは、王道を行くもの。夕方に行く方が「わー」ってなるかもね。
十分(ランタン上げ)
HISのTVCMで宣伝をしていたこともあり、かなり有名になってきた『十分』のランタン上げ。
願い事を、墨と筆を使って書いて、火を入れ、上げます。天高く揚がっていけば、願いは叶うと言われています。
十分駅には、たくさんのランタン屋さんがあり、全店共通価格のため、どこでやっても内容は変わりません。ボラレたりしないのでご安心を。
願い事の種類によって、ランタンの色は決まります。
社員旅行だったら、みんなでまじめに仕事運カラーを選んで、お願い事を書いてみるのも楽しいかもしれません。金運アップの色を選んで、「給料を上げろ」と書くのもいいと思います。
男性だけでも、わいわい楽しめるんじゃないかな。
メインはもちろんランタン上げですが、おっさん(男性)なら、隠れ電車好きの方もいらっしゃると思います。私の統計では、「老いも若きも赤ちゃんも、男性の4人に一人は電車好き」となっております。
ランタン上げは、ローカル線平渓線『十分駅』の線路上で行います。
日本では、線路に立ち入ったら書類送検されますが、『十分駅』だったら線路の上で写真を撮ってSNSにあげても炎上しません!
線路の上を歩く…もうこれだけで、ウキウキしちゃう方もいるのではないでしょうか?
おっさんなら、スタンド・バイ・ミーを彷彿とさせる方もいるのでは?(
電車が入ってきたら、線路脇に退散します。
目の前ギリギリを通過するレトロな車両に興奮すること間違いなしです!
平渓線に乗り、ローカル線の旅を楽しむのもいいのですが、社員旅行ですから、趣味の合う仲間と一緒でないと難しいかもしれませんね。
九份&十分のランタン上げをセットで。チャーター車を利用する
九份と十分は両方とも、台北から東へ車で1時間ほどの場所にあります。
同じ方向ですので、セットで楽しむのもおすすめです。
台湾が初めてで、社員旅行という点も踏まえると、ホテルから車をチャーターするのがベストだと思います。
九份、十分をまわるチャーターは、日本からネットで予約することもできますし、
泊まっているホテルに相談してみるのも手です。
台湾で何度か車をチャーターしたことがありますが、4人から6人位なら、ワンボックスで一緒に行動できますし、利用者が多いほど、一人あたりの値段は安くなります。
参考①:台湾のオプショナルツアー・専用車予約『VELTRA(ベルトラ)』
(おすすめ!日本からネットで予約できるし、運転手さんの評判もいいです。コース内容等も魅力的。社員旅行にもってこいだと思う。)
参考②:台湾の現地ツアー予約『台北ナビ』
(ネットで予約できますが、少しタイムラグがあるので、余裕を持って手配を。シンプルな観光なしチャーターもあり。運転手さん付きで自由に車移動できるプランもあります。)
また、タクシーをチャーターするのも、事前にしっかり料金の確認をすれば、悪くないです。ホテル経由で予約するなら、尚グッド。
社員旅行で利用するような立派なホテル?なら、宿泊者がトラブルにならないよう、車のナンバーを控えてくれたりするので、タクシーで悪い扱いを受ける可能性は低いです。
たまに、とっても親日なタクシー運転手さんに当たることがあり、人柄によっては、運転手さんの善意に任せていろいろ回ってもらったりしたこともあります。
写真はこちらの旅行記にも登場する、親切なタクシー運転手、鄭さん。
台湾に行く度、鄭さんの携帯に電話して、都合がつけばいろんな所に連れて行ってもらっています。(最近連絡がつかないの…悲)
そういうのも楽しめるのが台湾です。
外国には違いありませんが、あまり「日本人を騙そう」と裏がある人は少ないように思います。気をつけるには越したことありませんが。。
日本語も英語も全くできない運転手さんに当たってしまっても、時間の確認などは筆談で行なえますし、変に干渉されず、お土産屋さんなどに連れて行かれることもないので、むしろ心配いりません。
注意したいのは、日本語がやたら上手な運転手さんと、英語ペラペラで饒舌な運転手さん。この2タイプは、要警戒。
タクシーの運ちゃんには、あまりこういう人、いないかな。チャーターの会社によってはいるようです。本当に善意でやってくれる運転手さんもいますので、事前に口コミなどをチェックしてみた方がいいです。
北投温泉
アジアに社員旅行っていうだけで、気が滅入る人、いるみたいです。。
実際、私の知り合いも、アジアが大嫌い。
社員旅行で香港に行くことになり、めちゃくちゃ嫌がっていました。
彼が言うには、「なんでアジアはぼったくったり、騙そうとしたりするの?」との事。
う~ん、全てがそうではないんだけどな。。そして、それはアジアだけの話じゃないと思うのだが…。
社員旅行中、そんなメンバーがいても大丈夫な場所をご紹介。
ずばり、『日勝生加賀屋國際溫泉飯店』。日本の加賀屋が台湾にもあるのです!
台湾の加賀屋なら、台湾にしてはお高いですが、日本の加賀屋よりは安く、日帰りで温泉や食事を楽しめます!
(日本の和倉温泉加賀屋の日帰り温泉プランは、10000円~。→詳しくは和倉温泉加賀屋公式サイト「日帰りプラン」)
【北投温泉・加賀屋 日帰り入浴プラン】
参考①:『日勝生加賀屋國際溫泉飯店』公式サイト 2017年大浴場日帰り入浴プラン
参考②:『VELTRA(ベルトラ)』 日勝生加賀屋 大浴場入浴券&事前予約サービス
参考③:『JTB』 台北 現地オプショナルツアー 加賀屋 平日 日帰り温泉入浴プラン
一番いい予約方法は、日本の加賀屋に相談してみることかもしれません。
台湾の加賀屋で日帰り入浴してみたいんですけど~って。だって、加賀屋だもん、どうにかしてくれるでしょ?
現に、加賀屋の公式サイトを見ると、台湾・北投温泉の加賀屋の予約も、和倉温泉加賀屋予約センターで受け付けております。
(詳しくは…和倉温泉 加賀屋公式サイト内「台湾・北投温泉日勝生加賀屋ページ」へ)
入浴と昼食をセットで…というのに、とても惹かれます!
加賀屋のある「北投温泉」へは、台北中心部から、日本の地下鉄よりもきれいな台北メトロ(MRT)を利用して30分~40分。「新北投駅」下車です。
加賀屋の向かいには、『北投温泉博物館』もあるし、地獄谷のような湯気をもうもうと上げる地熱谷もあります。観光も楽しめます。
『北投温泉博物館』は、日本統治下に建てられた入浴施設を活かして建てられている博物館です。
日本統治時代の歴史を、プラスに、大切にしてくれている台湾の人々の心を感じることができるはずです。
アジアが苦手な方でも、自分の国の文化が大切にされていることを目の当たりにしたら、思うところあるんじゃないかな。
(注意:『北投温泉博物館』は、2018年10月26日まで改装のため閉館しています。)
新北投駅から歩いて5分程の公園には、超本格的効能抜群泉質の無料足湯もあります。
清潔です。わたしのイチオシです。
日本の温泉地と共通点も多い北投温泉。
あまりアジアが得意でない方も、きっと楽しめると思います!
故宮博物院
台湾に行ったら、世界一とも言える財宝が収蔵された『故宮博物院』が、やっぱりおすすめ!
中国古代からの歴代皇帝が収集した素晴らしいものばかり展示されています。
「肉形石(豚の角煮)」や「翠玉白菜」など、有名なものを始め、もう、どこもかしこ素晴らしい宝物の数々で、博物館や美術館が苦手な方でも、絶対に飽きずに楽しめます!!
単純明快、財宝感丸出しのものが多いので、全然小難しくありません!!
日本語音声ガイドを借りて聞くと、ひと目で分かる財宝も、さらにものすごい技術が使われていたりで、驚きの連続。とっても楽しいですよ。
しかも、故宮博物院の所蔵品は、なんと撮影可能。(フラッシュ禁止等、注意事項あり。)
SNS依存のあの人にも、きっと満足してもらえるはず。
故宮博物院は、絶対に「行ってよかった!」と思える場所です。どの世代にもおすすめです。
行きも帰りも、タクシー利用が便利です。
故宮博物院のタクシー乗り場は、きちんと英語や日本語の通じるタクシー受付カウンターがあるので、観光客目当ての変なタクシーに捕まらず、安心です。車のナンバーの控えも、きちんと取ってくれます。
社員旅行(おっさん編)、観光スポットまとめ
社員旅行で台湾に初めて行くおっさんが楽しめそうな場所、いかがでしたでしょうか。
初めての台湾旅行の方、台湾に好きで来たわけじゃないし俺、な方にも、受け入れてもらいやすい場所をセレクトしました。
今回ご紹介した『九份』、『十分』、『北投温泉』、『故宮博物院』の内、
特に『北投温泉』は、台湾ローカル度を調整しやすい場所です。
ローカルな台湾を感じたい冒険心旺盛な方でも、スマートに海外旅行を楽しみたい方でも、温泉施設や観光場所のセレクトによって、うまくマッチする場所ではないかと思います。
せっかくの社員旅行in台湾、楽しめるといいですね!そして台湾を好きになってくれたら、うれしいな~。
おっさん社員旅行 台湾グルメ編もまとめました!こちらもぜひ読んでみてくださいね。
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